ローンに関する銀行用語|超基本的な言葉21選

ローン

皆さんの『お金を借りたいけど不安でいっぱい』を解決するシリーズ第二弾!

銀行あるあるの一つが

わけの分からない銀行用語をバンバン使われること

ただでさえ、お金を借りる不安でいっぱいなのに、難しいことを言われるのは億劫。

そんな皆さんの気持ちを払拭するため、銀行に勤めて10数年の現役銀行員『融資担当の銀行員が使う銀行用語あるある』を紹介します。

箇条書きかつ手短に紹介してまいります。知りたい言葉だけでもチェックしてみてください!

この記事はこんな人にオススメ
  • 銀行にローンの相談に行くのが不安な人
  • よく会う銀行員の言ってることが分からない人
  • 銀行の就職を考えている人

融資・ローンに関連する銀行用語

融資

そもそも融資・ローンに関する言葉は、専門的で聞きなれない言葉が多くあります。

しかも、銀行員は融資関連の用語を略して言ったりします。

そんな融資・ローンに関する銀行用語を解説して参ります!

証貸(しょうがし)

証貸とは、証書貸付(しょうしょかしつけ)の略称。銀行からお金を借りる方法の中で、最もポピュラーな借り方です。

その特徴は以下のとおりです。

  • お金を借りるとき、銀行と金銭消費貸借契約証書を取り交わす。
  • 一般的には、返済期間が1年以上と長く借りるときに利用する借り方。
  • この契約書に記載された融資金額が一括で口座に振り込まれる。
  • また、契約書上の取り決めにしたがい返済を行う。

当貸(とうがし)

当貸は、当座貸越(とうざかしこし)の略称で、『預金残高を超えて出金ができる』という特徴を持つ貸出です。

当貸には、総合口座貸越と随時型カードローンの2種類があり、いずれも決められた範囲内の金額で、お金をおろすことができます。

資金使途

資金使途とは、お金の使い道のこと。お金を借りる目的とも言えます。

ローン相談のため銀行に行くと、真っ先に「資金使途は何ですか?」と聞かれます。これは「借りたお金を何に使うんですか?」と聞かれていると思いましょう。

答えはシンプルに

  • 車を買おうと思ってます。
  • 子どもの塾代です。
  • 急な出費が続いて、生活費に使いたいです。
  • ボーナスカットなのでお金がピンチでして…

ありのままを答えましょう!

おまとめ

『おまとめ』とは、複数の業者・金融機関から借りている借金を1つの証貸に一本化すること。資金使途の一つと言えます。

銀行によっては、おまとめ専用のローン「おまとめローン」を取り揃えていることもあります。

借金が複数あると、以下のデメリットがあります。

複数借金のデメリット
  • 毎月の返済額が多い
  • 返済用の預金口座の管理が大変
  • どんどんお金が減ってくのでメンタル削られる

おまとめローンは、これらのデメリットを一掃してくれます!

フリーローン

フリーローンとは、自由なローンのこと。

何が自由かと言うと、借りたお金の使い道が自由なローンのことです。

フリーローンであれば、借りたお金を…

  • 生活費に使っても
  • 他のローンの返済に充てても
  • ギャンブルに使っても

大体のことが許されます。

唯一、許されないのが個人事業で使うお金としてフリーローンを利用すること。

もちろん、住宅を購入するときや車を購入するときにも使えます。しかしながら、これらの目的でローンを借りるなら、フリーローンではなく目的ローンを使うべき。

詳しくは次の章をご覧ください!

おやつイモ
おやつイモ

事業用資金の場合は、銀行の自己査定での取扱いが複雑になるからね!

目的ローン

目的ローンとは、特定の目的でお金を借りるときだけ利用できるローンです。

上記は、住信SBIネット銀行の例ですが、特定の目的には

  • 車を購入するとき
  • 住宅を購入するとき
  • 自宅のリフォームをするとき
  • 結婚するため費用が必要なとき
  • 子どもの教育費が必要なとき

などがあります。
銀行によっては、これら以外にも様々な目的ローンがあります。

この目的ローンのメリットは、フリーローンよりも金利が安いことです。

フリーローンを使うべきか、目的ローンがいいのか・・・ この悩みは銀行員に相談すれば、すぐに解決してくれます!

仮審査

銀行窓口でローン相談するときは

  • まずは、お金を借りたい旨を伝える
  • 借りる金額・期間などの条件をヒアリング
  • 取り急ぎ、仮申込みを行う

という流れで話が進みます。

この仮申込みに基づき、借りれるか否かをお試しで審査することを仮審査と言います。

仮審査の結果は、1日たらずで出るので非常に便利。多くの人が仮申込みを行ったのちに、本申込み(本審査)に移ります。

本審査・再審査

仮審査終了後、本当にお金を借りる決心をしたら、仮審査時よりも詳細な情報をもとに、借りれるか否かを審査することを本審査と言います。

また、仮審査時に使った情報(基本的な個人属性や借入れ条件)が変わった場合の本審査のことを再審査と呼ぶこともあります。

応諾・承認

仮審査・本審査ともに結果が出た際、銀行から

応諾(承認)されました!

といった連絡があります。

これは、審査の結果、お金を貸してもいいという許可がおりたということです。

なお、応諾(承認)には以下の種類があります。

  • 応諾
    申込みの条件で借りられる。
  • 減額応諾
    借入れ希望金額より少ない金額で借りられる。
  • 条件付き応諾
    とある条件(※)を満たしたら借りられる。※既にあるローンを完済すること等。
  • 要保証人応諾
    保証人をつけた上で借りられる。

拝辞・否決

拝辞・否決は、応諾・承認の真逆の意味の言葉です。

つまり、ローンの審査におちたということになります。

拝辞と否決の違いはありません。

担保

お金を借りた人が返済できなくなることに備えて、銀行がその人の資産等で返済ができるようにしておくことを「担保をとる」と言います。

担保には以下のラインナップがあります。

  1. 人的担保
    お金を返せなくなったとき、借りた人以外の第三者が返済しないといけないようにすること。いわゆる保証人のことです。
  2. 物的担保
    お金を返せなくなったとき、土地や建物を売却して返済に充てられるようにすること。その他にも、預金や債権を担保にとることもあります。

無担保ローンと有担保ローン

先ほど紹介した担保をとるローンを無担保ローン、担保を取らないローンを有担保ローンと言います。

無担保ローン・有担保ローンそれぞれの代表的な商品は以下のとおりです。

無担保ローン
  • カードローン
  • 車のローン
  • 教育ローン
  • リフォームローン
無担保ローン
  • 住宅ローン
  • アパートローン
おやつイモ
おやつイモ

銀行ごとに無担保・有担保ローンの商品ラインナップは違います。

有担保の車ローン、無担保の住宅ローンなど様々あります。

実行

実行とは、銀行があなたの預金口座にローン資金を振り込むことです。

使い方としては

ローンの実行日はいつがいいですか?

は、「ローン資金はいつ振り込みましょうか?」という質問。

実行後に連絡しますね!

は、「ローン資金の振込みが完了したら連絡しますね」ということを意味します。

約定返済

銀行でローンを借りたあとは毎月、決められた金額を返済する必要があります。

この毎月の決められた返済のことを約定返済と呼びます。

おやつイモ
おやつイモ

読み方は

『やくじょうへんさい』です。

ちなみに、銀行内部では略して約弁(やくべん)と呼ぶのが一般的です。

加算返済

約定返済には、2つの種類があります。一つが毎月返済、もう一つが加算返済です。

加算返済は、毎月返済に上乗せして返済するもの。一般的には、ボーナス(賞与)がある月に多めに返済することを指します。

関連用語として、加算月(加算返済する月のこと)があります。

適用金利

適用金利とは、あなたに貸し出す際に適用される金利のことです。

『適用』と付ける意味あるの?

銀行のローンの基本的な金利は『基準金利』と言います。

この基準金利に対して、あなたが借りる条件や状況に応じて、金利をプラスしたりマイナスすることで、貸し出す際に適用する金利(適用金利)が決まります。

基準金利が変動する要因には以下の例があります。

  • 金利キャンペーン実施中だと、金利が下がる。
  • インターネットで申込みと、金利が下がる。
  • 保証料込みの取扱いにすると、金利に上乗せがある。

固定金利と変動金利

先ほど紹介した適用金利が、借りたあとずっと同じままのものを固定金利、銀行の都合により変動するものを変動金利といいます。

変動金利については、上がることもあれば下がることもあります。

変動金利の動向については、銀行員に聞くことをオススメします。銀行員としては、断定的なことをお伝え出来ませんが、経済情勢を踏まえたアドバイスや他の人が変動金利を選んでいるか等のトレンドを教えてくれます。

利用限度額

利用限度額は、カードローンや自動貸越サービスで使われる言葉です。

カードローンは、決められた範囲内の金額なら、いくらでも何度でも借りることができます

この決めれらた範囲内の金額のことを利用限度額と言います。

銀行によっては、極度額・極度金額やカードローン上限額などと呼ぶこともあります。

保証会社

お金を借りた人が返済できなくなることへの備えには、前述の「担保」と「保証会社」の2つがあります。

お金を借りた人がもはや返済できなくなったとき、保証会社が代わりに銀行への返済を行ってくれます。

保証会社はどうやって儲けているの?

保証会社の収入は、保証料です。
この保証料は、お金を借りる人が支払います。支払い方法は、お金を借りるときに一括で支払うか、毎月の返済のときに分割して支払うかの2通りがあります。

稟議(稟議対応)

銀行のローンには、商品ごとに

  • 借りられる人の条件
    年齢や年収、勤続年数など。
  • 借りる内容の条件
    借りる金額の上限、借りる期間の上限など。

などの借入れ条件が設定されています。

こういったローン商品ごとの条件を満たさない場合、銀行から「稟議が必要です」といったことを言われることがあります。

稟議とは、『借入れ条件を満たさないけどお金を貸す』ということを銀行内で承認を得る手続きのこと。

住宅ローンなど金額が大きい借入れの場合、銀行にとっても貸出しが増えるチャンスなので、稟議対応を行うことが多々あります。

稟議には時間がかかりますが、首を長くして待ちましょう!

団信(だんしん)

団信の正式名称は『団体信用生命保険』。

お金を借りた人が万が一、お亡くなりになったときに備える生命保険です。

例えば、住宅ローンは長期間にわたり大きな金額を借ります。したがって、まだローンが残っているけど借りた人が亡くなってしまうケースもあります。

そんなとき、団信という名の生命保険に加入していれば、保険金が支払われ、残りのローン残高が全額返済されます。

まとめ

まとめ

お金を借りるとき、銀行員は平気で専門用語をどんどん使ってきます。

帰ったあとに、分からない言葉をこの記事で確認するのもいいですが、最も良いのは銀行員に「その言葉はどういう意味ですか?」と聞くことです。

分からないことを聞くことは全く恥ずかしいことではないです。また、銀行員には説明責任があるので、お客様がどこを理解できてないか、は気にしています。

積極的に、銀行そして銀行員とコミュニケーションを取りましょう!

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