キャッシュカードのコピーの塗りつぶし方|現役銀行員の徹底解説

キャッシュカード

役所や勤務先からキャッシュカードのコピーを求められたとき、そのままコピーして渡すのは危険

なぜなら、キャッシュカードには個人情報やクレジット番号など秘密情報が書かれているから。

おやつイモ
おやつイモ

個人情報の流出やクレジットカードの不正利用などのリスクがあります!

この記事では、キャッシュカードのコピーを安全に塗りつぶす方法を現役銀行員が徹底解説します。

など大切な情報を守るための方法をお伝えします。

是非ご覧ください!

キャッシュカードのコピーってどんなもの?

この記事で解説するキャッシュカードのコピーとはこんなのです(↓)

これは、私のキャッシュカードをコンビニでコピーしたもの。

LINEの機能を使って、支店番号や口座番号を塗りつぶしました。

この記事では

の2つを紹介します。

それでは、キャッシュカードのコピーの塗りつぶし方の解説にうつります!

キャッシュカードのコピーの塗りつぶし方

ノウハウ

塗りつぶす前の準備

キャッシュカードのコピーは2枚準備しておきましょう。

この記事を読み、正しい塗りつぶし方を学んでいても

  • うっかり塗りつぶすところを間違える
  • 塗りつぶした部分が乾いてなくて汚れる
  • 何らかの理由でコピーが破れてしまう

といったことが起こるかもしれません。

何があっても困らないようコピーの予備を準備しておきましょう!

塗りつぶす場所

キャッシュカードのコピーにおいて、最も大切なのは塗りつぶす場所。

塗りつぶし漏れがあっても、塗りつぶし過ぎがあってもマズいです。

ということで、塗りつぶす場所の基本事項2点をお伝えします!

  • 16桁のクレジットカード番号は絶対に塗りつぶす。
  • コピーを渡す相手が必要とする部分以外を塗りつぶす。

まずは、クレジットカード番号。キャッシュカードのコピーを渡す相手が誰であれ、クレジットカード番号を求められることは絶対にあり得ません。

もしクレジットカード番号を知られると、ネットショッピング等で勝手に買い物をされる可能性があります。

クレジットカード番号は絶対に塗りつぶしましょう。

次の「コピーを渡す相手が必要とする部分以外を塗りつぶす」は以下のとおりです。

  • 行政機関にコピーを渡す場合は、銀行名・支店番号・科目・口座番号のみ残し、その他は塗りつぶす。
  • 給与受取りのため勤務先にコピーを渡す場合、銀行名・支店番号・科目・口座番号・氏名を残し、その他は塗りつぶす。

まずはコピーを渡す相手に、塗りつぶしてはいけない部分を確認した上で、それ以外のところを塗りつぶすようにしましょう!

塗りつぶす道具

場所が決まったら、いよいよ塗りつぶし作業ですが、塗りつぶす道具は適切なものを準備していますか?

もし、きちんとした道具を準備しないと、元の文字がうっすら見えてしまいます。(下の画像)

ということで、塗りつぶしにピッタリの道具を紹介します!

POSCA極太ペン

絶対的オススメはPOSCAです。
仕上がりは、下の画像のとおり真っ黒になります。

オススメポイントその1:不透明インクなので塗ったあと元の文字は完璧に見えなくなる点

不透明インクを使用。

オススメポイントその2:特殊水性顔料インクなので水性だけど水・光・擦れに強い点

水・光・擦れに強い特殊水性顔料インクを使用。

私が属する銀行では、個人情報を塗りつぶすときはPOSCAしか認めてない部署もあります!

個人情報保護スタンプ

油性マジック以外にも、個人情報を保護する専用のスタンプもあります。

このアイテムを使えば、心配なくキャッシュカードのコピーを塗りつぶせます。

ちなみに、個人情報保護スタンプは100円ショップにもあります。品質はよくありませんが、1回だけ使うくらいなら全く問題ありません。

デジタル画像の場合

最後に、キャッシュカードをスマホカメラで撮った場合に行うデジタル上での塗りつぶし処理について紹介します。

オススメは、LINEを使ったモザイク加工です。

具体的な方法は以下のとおりです。

  1. LINEのKeepメモを開く。
  2. 「画像を開く」ボタンを押す。
  3. 塗りつぶしたい画像を開いたら、右側の「モザイク・ぼかし」を選択。
  4. 塗りつぶしたい部分をドラッグする。
  5. すると、モザイクがかかり情報が見えなくなります。

塗りつぶした後の注意点

注意

塗りつぶし作業、お疲れ様でした!

あとは以下3点だけ確認すれば完璧です。

  1. 塗りつぶし漏れの確認
    塗りつぶすべき部分に漏れがないかチェックしましょう。
  2. 元の文字が見えないか確認
    塗りつぶし処理した紙を太陽に透かして、元の文字がうっすら見えないかチェック!
  3. 保管方法
    保管は、折れない・濡れない・無くさないようクリアファイルに入れましょう。

まとめ

まとめ

キャッシュカードには、氏名や口座番号あるいはクレジットカード番号など個人情報がたくさん載っています。

キャッシュカードのコピーを取った際には、

  1. コピーを渡す相手に、カード上のどの情報が必要なのかを聞く。
  2. 必要部分以外の情報は、黒く塗りつぶす。
  3. 塗りつぶす際には、粘度の高い油性マジック(POSCA)や個人情報保護スタンプを使い、確実に情報を見えなくする。

といった対処をとりましょう。

無論、キャッシュカードコピーの塗りつぶしをミスした場合に備え、コピーは2枚準備していると完璧です。

あなたの大切な情報が漏れないようキャッシュカードコピーが出せることを祈っています!

タイトルとURLをコピーしました