通帳番号と口座番号の違いとは?|どっちを書くべきか現役銀行員の解説

預金とATM
スポンサーリンク
スポンサーリンク

バイトの給与振込や口座振替の書類にたまにある『通帳番号』の記入欄。

「いつもは『口座番号』を書くのに通帳番号って何?」

そんな疑問を持ったあなたに、まず結論をお伝えします。

基本、通帳番号と口座番号は同じものと考えてOKです。

現役銀行員の経験上はっきり言えることは、通帳番号という言葉は銀行ではほぼ使いません。

この記事では、通帳番号と口座番号の関係性について以下3点に絞って解説します。

  1. 「通帳番号」という言葉の意義
  2. 書類にはどの番号を書けばいいのか?
  3. 番号の正しい確認方法

迷うことなく書類に通帳番号(口座番号)を記入するため是非ご覧ください!

【前提】銀行では「通帳番号」は使わない

一般的に、銀行員が預金を呼ぶ際に使うのは「口座番号」です。

正確には「預金口座番号」。カードローンであれば「カードローン口座番号」と呼びます。

一方「通帳番号」は銀行手続きではほぼ使われません。

なぜなら、通帳を発行しない預金口座もあり、そもそも物理的な通帳が存在しないケースがあるからです。特に、昨今ではネット銀行など「通帳がない預金口座(デジタル口座)」が主流になりつつあります。

以上をまとめると、

  • 口座番号:全ての口座に割り振られる番号
  • 通帳番号:銀行では一般的に使わない

ということで、まずは「預金の基本は口座番号である」と理解しておきましょう!

【結論】通帳番号と口座番号の違いとは?基本同じ!

では「通帳番号」を求められたらどうすればいいのか?

基本的には、通帳番号 口座番号 と捉えて「口座番号」を伝えてOKです。

書類に通帳番号を記入する際、またはバイト先などから「通帳番号を教えて」と言われた際には、以下の手順に従って対応しましょう!

手順1.目的の確認

通帳番号(口座番号)はあなたの大切な預金の番号です。

念のために、通帳番号を何のため使うのか確認しておきましょう。

その回答の多くが、

  • お金(給料など)を振り込むため
  • お金(会費など)を自動引き落としするため

といった内容でしょう。

なお、口座番号を教える際に注意すべき点は、記事「他人に口座番号を教えるリスクは?」でご確認ください。

手順2.桁数の確認(口座番号は7桁)

書面の通帳番号を記入する欄の桁数を確認しましょう。

そこが7桁であれば、安心して口座番号を記入してOK。

7桁ではなかったり記入枠がない場合は、念のため「キャッシュカードに書いてる7桁の口座番号でいいんですよね?」と聞きましょう。

これで「はい」と言われれば、口座番号を入力。ほとんどのケースで「そうです、口座番号のことです」と返ってくるはずです。

【補足】なぜ通帳番号と表現されるのか?

口座番号が一般的なのに、なぜ通帳番号という表現がなされるのか?

その答えは、以下2つの要因が考えられます。

  1. ゆうちょ銀行の記号と番号
  2. 預金以外の特殊口座

理由1. ゆうちょ銀行の記号と番号

下の写真のように、ゆうちょ銀行の通帳には「記号」と「番号」という欄があります。

ゆうちょ銀行 通帳 記号 番号

この番号を見て「通帳に書いている番号」→「通帳の番号」→「通帳番号」と言葉が変換されたことが考えられます。

なお、ゆうちょ銀行の通帳には口座番号と共に、『振込の受取口座として利用するときは口座番号を指定する』よう記載されています(下写真ご参照)。

ゆうちょ銀行 通帳 注意書き「振込の受取口座として利用するときは口座番号を指定する」

理由2. ごく一部の特殊な口座

ここは読み飛ばしてもOKですが、私の銀行では唯一「国債などの債券保護預かり口座」だけは例外的に「通帳番号」と呼んでいます。

これは銀行内部のかなりマニアックな使い方。振込みや口座振替など一般的な銀行手続きの中で、債券保護預かり口座を使うことは99%ありません。

通帳番号は一般的でないことには変わりありません。

口座番号を確認する方法3選

「通帳番号を聞かれたら、口座番号を答えればよい」と分かったところで、最後に肝心の口座番号を確認する方法を紹介します。

3つの確認方法と間違えやすいポイントを紹介します。

方法1. 通帳で確認する

もし紙の通帳を持っているなら、通帳を開いた1ページ目(表紙の裏)を見てください。

通帳 口座番号 記載箇所

上の写真のように「普通預金口座番号」が記載されています。

注意点

通帳には以下のように様々な数字が並んでいます。間違えないよう7桁の口座番号を確認しましょう。

  • 店番:3桁の支店ごとの番号
  • お客様番号(CIF番号):銀行利用者ごとの番号
  • 冊数(冊番):通帳の冊数

なお、古い預金口座だと口座番号が5桁や6桁の場合があります。詳しくは「振込先の口座番号が5桁や6桁でも大丈夫?」にまとめています。

方法2. キャッシュカードで確認

手元に通帳がない場合は、キャッシュカードで確認するのが一番早いです。

カードの表面(または裏面)に店番・口座番号が刻印されています。

【某メガバンク】

キャッシュカード 口座番号 記載箇所(メガバンクの例)

【某地方銀行】

キャッシュカード 口座番号 記載箇所(地方銀行の例)
注意点
  • 上の写真のように口座番号の表示はとても小さいです。
  • また通帳同様、様々な数字が記載されているので間違えないよう注意しましょう。

方法3. 銀行に問合わせる

手元に通帳もキャッシュカードも見当たらない!

そんな時に残された手段は、銀行に電話して聞くこと。しかし、この方法は非常に注意点が多いです。

注意点
  • 電話越しでの本人確認は難しいので、電話では口座番号を教えない銀行もあります。
  • また「通帳かキャッシュカードを確認する」よう言われます。手元にないことを伝えると、紛失扱いにされる恐れもあります。
  • 多くの場合、支店に来るよう依頼されるでしょう。

ということで、結局は身分証明書を持って窓口へ行くのが早いかもしれません。電話対応は銀行によって対応方針が異なるため、色々悩まずに試しに電話することをオススメします。

まとめ

まとめ

あまり見慣れない通帳番号ですが、

  • 銀行では通帳番号は一般的な言葉ではない。
  • 「通帳番号 = 口座番号」と捉えてOK。
  • 口座番号は、通帳やキャッシュカードに記載された7桁の番号。

ということです。

もし書類記入に迷うなら、この記事の手順を見て「口座番号」を記入してください。それでも不安なときは「口座番号を書けばいいんですよね?」と確認すればOK。

聞きなれない言葉に焦ることなく、安心して銀行を使いこなしていきましょう!

タイトルとURLをコピーしました