「新しい口座を作るなら縁起の良い日がいい」「仏滅や不成就日に口座を作るのは避けたい」
・・・そう考えている間に、あなたは大切なお金を失っているかもしれないというのが現役銀行員として伝えたいことです!
大切なお金を預ける口座を作るにあたって、運気と同じくらい大切な経済的合理性。
本記事では口座開設に「良い日・悪い日」を他サイトには無い切り口で解説します!
なぜ口座開設に悪い日を調べる人が多いのか?

口座開設に悪い日を気にかける人は、お金を大切にできる素晴らしい感覚の持ち主です。
お金を大切にしないルーズな人であれば、わざわざ一粒万倍日や天赦日を調べたりしません。「資産運用をしっかり行おう」という立派な意欲があるからこそ、悪い日を避けようとします。
ただし、お金のプロである現役銀行員としては、悪い日を気にし過ぎることは要注意と感じます。特に2025年以降の金利ある世界では預金金利が高くなっており、本来誰もが持つべき「お金を大切にする感覚」が行き過ぎると、逆に「損」に繋がってしまう状況が増えつつあります。
本記事ではこれらの疑問について、銀行員が本音でお答えします!
口座開設に悪い日は存在しない

運勢やスピリチュアルな側面はさておいて、銀行の実務では口座開設に悪い日は経済的・データ的に存在しません。
経済面では、例えば「仏滅の日は金利を0.01%引き下げる」その逆も然り、口座開設した日によって適用される金利や手数料など受けられるサービスが変わるということは有り得ません。
それでも「縁起の悪い日に作った口座にはお金が貯まらないのでは?」という不安もありますよね。
この不安に対して、銀行データで分かる事実をお答えします。以前、私は預金データで「口座開設日によって預金残高が異なるのか?」を分析したことがあります。結果は、口座開設日によってその後の預金残高に差は生まれないでした。
この結果から、縁起が良い日に口座開設すれば必ず預金が貯まるわけではなく、預金が貯まるかどうかは口座開設後のあなたの入金習慣次第であると断言できます。
口座開設に悪い日を気にする間に失うものとは?

口座開設に悪い日を気にし過ぎる最大のデメリットは金銭的損失が発生することです。
銀行の利息は、1年単位ではなく日割り(毎日)で計算されます。
例えば、1,000万円を住信SBIネット銀行の普通預金(年0.3%)に預けるとします。「今は悪い時期だから10日後の大安まで待とう」と判断した場合、あなたはいくら損するでしょうか。
- 1,000万円 × 0.3% ÷ 365日 = 約82円(1日あたりの利息)
- 82円 × 10日間 = 820円の損失
「たった数百円」と思うかもしれません。しかし、これはノーリスクで確実に手に入る現金を捨てたのと同じです。もっと言えば、複利を考えると数百円が数十年後には数千円の差になる点も見逃せません。
運勢よりも実害ある絶対に避けるべき日

六曜や一粒万倍日を気にすることも大切です。
しかし、銀行員として断言します。あなたが本当に避けるべき日は、銀行が激混みする日です。
以下の日こそ口座開設を避けるべき日です。
- 五十日(ごとおび:5日、10日、15日…)
- 月末・月初
- 週明け、連休明け
これらの日に窓口へ行くと口座開設で2〜3時間待たされることも。貴重な時間を数時間奪われることこそ最大の実害です。詳しくは記事「銀行員の忙しい時期はいつ?」をご覧ください。
結論、口座開設は思い立ったが吉日です!
「資産形成しよう!」とポジティブなエネルギーをもって口座開設を思い立ったなら、その瞬間があなたにとっての最良の吉日です。
ネット銀行を使えばスマホで24時間365日いつでもどこでも預金口座を開設できる時代です。
一粒万倍日を待つ必要も銀行に行く必要もありません。思い立った日に口座開設という行動を起こすことであなたのお金が利息を生み始めます。
スピリチュアルな満足感を否定しませんが、1日でも早く1円でも多くの利息を受け取ることが資産形成の第一歩です。確実に得られる利息を失わないよう行動を起こすことを強くお勧めします!
まとめ

現役銀行員として心から伝えたいのは「口座開設に悪い日を気にし過ぎると損します!」ということです。
- 口座開設した日で金利や手数料は変わらない。
- 吉日を待つ = 利息と時間をドブに捨てる行為。
- 仏滅よりも銀行が激混みする五十日を避けよう。
あなたがお金を大切に思うなら、口座開設に悪い日を気にするよりも先に口座開設という行動を取る重要性が分かるはず…。是非、資産形成の一歩を踏みだしましょう!

