「同期は出世していくのに自分は全然評価されない」と絶望していませんか?
断言します。
その絶望、実は「人生の勝ち組」に繋がります。
ノルマや重い案件からの解放・・・世間と比べると高い給料を頂きつつ定時退行・・・
この記事では「自分は落ちこぼれ」と思っている人へ、ベテラン銀行員の視点から以下の内容を解説します!
銀行での勝ち組ではなく、人生の勝ち組になるかどうかはあなた次第。
この記事で紹介する賢い生き方を学びましょう!
思い出そう!「銀行の常識は世間の非常識」
もしあなたが「自分は落ちこぼれ」と思っているなら、それは銀行という狭い世界での話です。しかも、その銀行は「一般社会とはかけ離れた異常な世界」。
銀行には優秀な人が一定数いるものの、評価が高い人の中には「なぜこの人が?」と思わざるを得ない人も多くいます。
他の業界では評価されないこんな奴らとは一線を画し、地道にコツコツ頑張る人を評価しないのが銀行人事。
自分を落ちこぼれだと感じる人は、確かに超絶優秀ではないかもしれません。しかし、他の業界や一般社会から見ると、むしろ「まとも」で「誠実」なビジネスパーソン。
銀行という狭い鳥かごの中で飛べないことを嘆くのは勿体ないことかもしれません。
【実録】落ちこぼれ銀行員のリアルな末路

自分に自信を持てない皆さんが最も恐れているのは「落ちこぼれた銀行員にはどのような銀行員生活が待っているのか」ではないでしょうか。
ここからは、実際に私が見た「落ちこぼれ認定された行員」がどのような目にあうのかを紹介します。
後輩上司
落ちこぼれ銀行員、最大の屈辱が「後輩や元部下が上司になる」です。
かつて自分が指導していた後輩に敬語を使い、ご指示を頂戴する屈辱。
後輩上司が高圧的に接してくるケースもさることながら、彼らが申し訳なさそうに敬語交じりに指導する姿もボディブローのように精神を削ってきます。
私も以前、隣の部署で「なんでこんなこともできないんですかっ!?」と後輩上司が先輩部下に敬語で激怒するシーンを目にしたことがあります。
銀行員としての序列が逆転した現実は、想像以上に残酷です。
パートさんにバカにされる
深い事情を知らないパートさんや派遣社員。そして嗅覚が鋭い女性行員たち。彼女たちが「この人は落ちこぼれだな」と察知すると態度は一変。
気遣いは消え、雑な扱いに。そして陰でグチ・悪口・嫌みのオンパレード。
私が先日参加したある会議で、50代主任が発言する中、2~3名の女性行員がひそひそ話でクスクス笑っている場面に遭遇。本当に胸糞悪い瞬間でした。
どうでもいい仕事
落ちこぼれ認定されると「重要な仕事は任せられん」という大義のもと、収益とは無縁の雑用を押し付けられます。
- 一日中ロビーに立ち続ける案内係
- 大量の伝票整理とチェック押印
- ホコリまみれになる書庫の整理
本来なら新入行員やパートさんが担うような仕事。しかし、よく考えるとリスクが少ない楽な仕事をあてがわれるということです。
ここまで、落ちこぼれた場合の「負の側面」を見てきました。しかし、ポジティブに捉えると「落ちこぼれる魅力」もありそうです。キーワードは『ストレスフリーな生活』。続きを見てみましょう。
仕事のプレッシャーゼロ
重要な仕事は任されず雑用ばかり。裏を返せば「数字の責任や重い交渉」等から解放されることを意味します。
出世コースの行員が期末のノルマに追われ、支店長から詰められている横で、あなたは涼しい顔で単純作業をこなすだけ。だって成果を期待されていないんだから。
落ちこぼれの烙印は、見方を変えれば「自由の身への開放」。
頑張り続ける運命の銀行員。出世か脱落か2つの選択肢しかないエリート銀行員。
彼らの重圧に比べれば、むしろ早めに落ちこぼれた方が精神的に安定した、心豊かな毎日が過ごせるかもしれません。
定時帰り
プレッシャーゼロの業務が終われば「お疲れ様でした!」と定時のベルと同時に退行。これこそ落ちこぼれ銀行員の特権です。
残業代は減りますが、それ以上に得られる「自分のための時間」の価値は計り知れません。
家族と過ごす時間。趣味や資格取得の勉強に没頭する時間。銀行に全てを捧げていた頃には絶対に味わえなかった「人間らしい生活」があります。
落ちこぼれ銀行員になると、人生の主導権が銀行からあなたの手に戻ってくるのです。
若手落ちこぼれの先生
落ちこぼれ銀行員というキャリアを続けていると、それはそれで新たなニーズが生まれ、居場所ができます。それは、同じように数字で詰められ疲弊している若手銀行員たちの駆け込み寺としての役割です。
バリバリの剛腕上司には相談できない弱音やメンタル・プライベートの悩みも、出世競争から降りた落ちこぼれ銀行員には安心して話せるものです。
「類は友を呼ぶ」ではありませんが、落ちこぼれながらも地道に働く姿を見て「この人なら分かってくれる」と慕ってくる後輩が必ず現れます。
彼らの愚痴を聞き、ガス抜きをしてあげること。これは組織にとって重要な役割であり、恐ろしい支店長よりもベテラン落ちこぼれ銀行員の方がよほど頼れる先生なのです。
落ちこぼれた銀行員の賢い生き方

出世コースから外れて落ちこぼれる辛さ。一方で、意外なメリットがあることをご理解頂けたと思います。
もし本当に落ちこぼれたなら転職も良いですが、高給・安定な銀行で様子見するのも大アリです。当面は銀行で給与を貰いながら、じっくり次の展開を考える。その際には以下3点を必ず実施しましょう。
最重要はモチベーション維持
落ちこぼれたと感じつつ銀行で過ごし続けるにあたり、最も重要なのが失われた自信を取り戻すことです。
その具体的なアクションとしてオススメなのが、転職サイトに登録して他社からの評価(オファー)を確認することです。
銀行内で評価が低くても、一歩外に出れば話は別。
- 銀行の厳しい規則の中で培われた社会人スキル
- 銀行内外の様々な人と接した経験(コミュ力)
- 決算書を読む能力
- 銀行の理不尽で鍛えられた忍耐力
どのような銀行員でも当たり前に持っているスキルは、一般企業から見れば「高度なビジネスマンスキル」です。
実際に登録してみると、驚くほどたくさんの特別スカウトメールが届きます。
転職サイトへの登録により間違いなく感じます。
「自分は無能ではない。銀行の組織文化にフィットしなかっただけ」
この体験を通じて自尊心を回復してモチベーションを向上させつつ、次の展開に向けて爪を研ぐ。
自分が落ちこぼれだと感じたら、まず初めに他社からの評価の確認から始めましょう!
銀行からの給与はベーシックインカム
他社からの評価でモチベーションを上げつつ、次は銀行の捉え方を整理しましょう。
「銀行はベーシックインカム」
転職サイトで他業種・他の会社の給与を見ると「なんだかんだ銀行の年収は結構高い」と気付くはず。つまり、既に銀行員であるあなたは社会全体から見れば、間違いなく成功者なのです。
落ちぶれた銀行員でも、銀行は給与を支払ってくれます。極端な話、出勤さえして席に座っていれば、成果がなくても毎月高額な給与が振り込まれるのです。
銀行からの給与は、我慢料込みのベーシックインカム。
「成果ゼロの落ちこぼれにも給与をくれる銀行さん。よっ!太っ腹!」と開き直り、銀行員という特権を存分に使って、甘い汁を吸いましょう!
生きがいは銀行の外で
銀行の給与でお金の心配が無くても、生きがい・社会貢献あるいは少しの自己顕示欲を満たすものがなければ人生は殺風景なものになります。
落ちこぼれ認定された銀行でこれらを得られないなら、銀行の外で得る努力をしましょう。
例えば、
- 副業への挑戦
- 地域ボランティアへの参加
- 趣味を極める
- 難関資格への挑戦
など生きがいになることに取り組みましょう。
銀行以外のところで「自分が主役になれる場所」「他者・社会に貢献できる場所」ができれば、銀行でのC評価やD評価などどうでもよくなります。
銀行を離れた所で自分が生きる意味を見出すことが大切です。
開き直りが復活の狼煙に
不思議なもので「他社からの正当な評価を得て」「給料はベーシックインカムと割り切り」「銀行外に生きがいを見つける」と、人間は大きく変わります。
心に余裕が生まれ、銀行での失敗がどうでもよくなります。ビクビクしていた態度も堂々としたものに変わり、上司や銀行に振り回されずに強い自分でいられるようになります。
すると、どうなるのか?
幸か不幸か、銀行の仕事もうまく回り始めることが多いのです。「落ちこぼれだと思っていた人が最近精力的で、しかも仕事が早い」といった現象が起きます。
銀行の呪縛を振り払って開き直ることは、復活の狼煙(のろし)なのです。
まとめ

「自分は銀行員だけど落ちこぼれ」と思っている人は、逆に人生の幅を広げる大チャンスです。
まずは銀行という狭い鳥かごから飛び出て、転職エージェントなどを通じて「他社からの評価」を確認しましょう!
そこで、自分の価値の高さを再認識した上で、銀行内外での活動に取り組みつつ、次の人生の展開をしっかり考える。
これは、銀行の命令に人生も家族も人格も振り回されているエリート銀行員にはできないこと。
落ちこぼれ銀行員こそ、人生をトータルで見た時の勝ち組になれます!


