銀行預金の種類一覧|全11種の預金どれを作る?現役銀行員が解説!

預金とATM
スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事は、銀行の預金の基本【完全版】です。

預金には全部で11種類もあり、当然それぞれメリット・デメリットがあります。

結論、初めて預金を作る人は2つの預金があれば十分です。

この記事では、

を解説します。

是非ご覧ください!

【完全版】預金のラインナップ

預金種類「流動性預金」「定期性預金」「特殊な預金」の具体的な内容をひょうにまとめたもの。
預金種類ごとの基本機能

預金は大きく、流動性預金・定期性預金・特殊な預金の3つに分けられます。

  • 流動性預金:満期がなく、お金の出し入れ自由な預金。
  • 定期性預金:満期があるかわりに金利が高めの預金。
  • 特殊な預金:上記2つと異なる特徴を持つ預金。

詳しい預金種類と基本機能は以下のとおりです。

※2023年1月追記:別段預金が無利息の銀行あり。詳しくは取引のある銀行に確認しましょう。

流動性預金

流動性預金の中で、最もメジャーなのは普通預金です。

まずは普通預金の機能を紹介した上で、その他の預金について

  • 普通預金にない独自メリット
  • 普通預金と比べたデメリット

を紹介します。

記載がない機能については普通預金と同じとご理解ください。

普通預金

普通預金は、自由にお金を出し入れできる預金。

お給料を受け取ったり、公共料金などの引き落としなど様々な取引が行われます。

普通預金には、一般口と決済用の2種類があります。両者の違いは以下のとおり。

  • 利息:一般口には利息がつく。決済用は利息がつかない。
  • 預金保険制度の補償金額:一般口は1,000万円+利息まで補償。決済用普通預金は全額。
おやつイモ
おやつイモ

預金保険制度とは、銀行が破綻した際に預金を守る制度。一般口と決済口では守られる金額が違います。

当座預金

当座預金は、会社や事業を営む人が使う預金。

普通預金との違いは以下のとおりです。

【メリット】

  • 手形等を使った取引が可能。
  • 預金保険制度上、全額補償される。

【デメリット】

  • 事業を営んでないと作成できない。
  • 作成時に審査がある。
  • 利息がつなかい。

貯蓄預金

貯蓄預金は、一定以上の金額を貯めることが前提の預金。

普通預金との違いは以下のとおりです。

【メリット】

  • 一定以上の残高がある場合、普通預金より金利が高い。

【デメリット】

  • 給料の受け取りや口座引き落しなど決済取引は不可。
おやつイモ
おやつイモ

かなり珍しい預金です。

納税準備預金

納税準備預金は、税金の支払い専用預金です。

納税金額が大きい人や頻繁に納税する人向けの預金です。

【メリット】

  • 税金の支払い専用の預金。
  • 預金利息への課税なし。

【デメリット】

  • 税金以外の目的でお金をおろすことは禁止。
  • 納税以外の目的で、お金をおろしたら追徴課税あり。
  • ATM取引は不可。
  • 納税以外の口座引き落しは不可。

通知預金

通知預金は、出金するとき銀行への事前通知が必要な預金。

制約がある分、普通預金よりも金利が高いです。

【メリット】

  • 普通預金より金利が高い。

【デメリット】

  • 7日間は出金不可。
  • 出金の2日前までに銀行に要連絡。
  • 1万円以上など決められた金額を預けておく必要あり。

定期性預金

定期性預金は、預け入れる期限(満期)があり、普通預金より金利が高い預金。

満期前でも解約できますが、金利が普通預金と同じ水準になります。

そんな定期性預金には、様々な種類があります。詳しくチェックしましょう。

定期預金

一定期間は解約できない代わり、普通預金より金利が高い預金。

定期預金は種類が多く

  • 満期までの年数
  • 金額水準(大口定期など)
  • 特定の人専用の商品

など、様々あります。

また、1万円ずつなど定期的に分割して預けるタイプの積立定期預金もあります。

おやつイモ
おやつイモ

普通預金と定期預金が1つになった総合口座もあります。総合口座の自動貸越サービスはとても便利です!

定期積金

積立定期預金と同じで、毎月お金を積み立てていく預金。

その特徴は以下のとおりです。

  • 毎月同じ金額を積み立てる定期預金。
  • 満期日に受け取るのは給付補填備金。
  • 給付補填備金は雑所得となり、源泉分離課税の対象になる。(国税庁HP
おやつイモ
おやつイモ

ほかの預金で受取れる利息は「利子所得」です。

財形預金

財形預金も毎月お金を積み立てていく預金。

財形預金独自の特徴は以下のとおり。

  • 勤務先が銀行と財形預金の契約をしてないと使えない。
  • 給与から天引きされ、積立てられる。
  • 利息に加えて別途、勤務先から奨励金が支給されることがある。
  • 一般財形預金・財形年金預金・財形住宅預金の3種類ある。
  • 利息が非課税となる上限金額あり。

譲渡性預金

その名のとおり、満期より前に第三者に譲渡できる預金。

  • 1,000万円以上など最低預入れ金額あり。
  • 預金保険制度の対象外。
  • 譲渡するときはマーケット価格に依存するため元本割れの可能性あり。

特殊預金

流動性預金と定期性預金にない特徴を持つ特殊な預金があります。

外貨預金

米ドルなど外国通貨で預け入れる預金。

外貨預金にも、いつでも入出金できる外貨普通預金と、満期が設定された外貨定期預金があります。

外貨預金の最大の特徴は、為替変動による元本割れリスクがあることです。

例えば、1ドル100円のときに100円をドル預金すると預金残高は1ドルに。

その後、1ドルの預金を解約するとき

  • 為替相場が1ドル50円だと、解約すると50円に減ってしまい
  • 為替相場が1ドル200円だと、解約すると200円と増えます。
おやつイモ
おやつイモ

外貨預金は金利が高い商品ですが、為替相場により解約時に当初金額より低くなることがあるので要注意!

別段預金

別段預金は、銀行が一時的に預かったお金を格納しておく預金です。

不動産売買のときに預かる手付金を入金したり、損害金や賠償金を置いておく等、一時的にお金を管理する際に使われる銀行内部用の預金口座です。

一般顧客が作れる預金ではないので、あまり意識する必要はありません。

初めての人はどの預金を作るべきか?

初めて預金口座を作る人は、どの預金を作るべきか

ここからは、初めて預金をつくる人向けに現役銀行員オススメの預金を紹介します。

結論は以下のとおり。

  • 普段使い用の普通預金
  • お金を貯めるための定期預金

2つの預金を作りましょう!

初めての預金をつくる人

人生で初めての通帳を作るという

  • バイトを始める人
  • 大学に進学する人
  • 新たに社会人になる人

に読んで頂きたい内容になっています。

普段使いの預金口座をつくろう!

まずは

  • お金をおろしたり
  • 給料や生活費を受け取る
  • 電気代など口座引き落とし

など、普段の生活でバリバリ使う普通預金をつくりましょう。

普通預金は1つあればOK。給料受取り用や各種支払い用などに分けると管理が大変になります。

とはいえ「お金があるとつい使ってしまう」と心配な人もいますよね。

そんな人は、お金を貯めることを目的とした定期性預金を作りましょう。詳しくは次の章へ。

お金をためる預金をつくろう!

新たに社会人になる皆さんには、お給料から少しずつお金を積立てることをオススメします。

普通預金でお金を積立てるのは困難です。

理由は、以下のとおりです。

  • 自由に出金できるので残高があるだけ使ってしまう
  • 給料が入る、公共料金が引き落されるなど残高の動きが活発なので、貯蓄状況が分かりにくい

普通預金以外の預金を使った具体的な貯蓄方法は以下3つです。(★はオススメ度)

  1. 財形預金【★★★★★】
    勤務先に財形預金があるなら必ず利用しましょう。
    <例:1万円の財形預金のケース>
    15万円の給料の場合、普通預金に14万円入金。財形預金に自動で1万円入金されます。
  2. 積立定期預金【★★★☆☆】
    勤め先に財形預金がない人は積立定期預金。財形預金と同じで、自動で一定の金額を積立てます。財形預金との違いは
    • 奨励金がないこと。
    • 給料天引きではなく、普通預金からの引落しになること。
  3. 定期預金【★☆☆☆☆】
    自動の積立てが嫌なら定期預金が一押し。
    定期預金のメリットは、好きな金額を自由に預金できること。都度手続きが必要な点がデメリットです。

【マメ知識】預金種目と預金種別と預金種類

ここまで様々な預金の種類について解説してきました。

この預金種類については、銀行内で以下のとおり色々な呼び名があります。

預金種目、預金種別、預金科目、預金種類。いずれも預金の種類を意味します。

銀行員の使い分け方は以下のとおりです。

  • 預金種目:振込みなどの為替取引で使われる言葉。(例:全銀フォーマット
  • 預金種別:口座振替依頼書などで見かける、あまり使われない言葉。
  • 預金科目:話し言葉で使われる呼び名。
  • 預金種類:正直あまり使わない。

まとめ

まとめ

預金の全11種類について、説明してきました。

様々な種類の預金がありますが基本的には、

  • 普段使い用の普通預金
  • 資産形成用の積み立てるタイプの定期性預金

の2つの預金があればOKです。

春先には、多くの銀行が「預金口座の開設キャンペーン」を行います。

このタイミングで、新たな門出と同時に、お近くの銀行との預金取引を開始しましょう。

タイトルとURLをコピーしました