銀行員が恐れる左遷部署5選|現役行員が片道切符を教えます!【2026年】

銀行の人事の世界
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銀行員にとって、人事異動の発令日は1年で最も浮き足立つ日。掲示板に並ぶ名前、そして自分の行き先。

「この部署への異動はどうなんだろう?」

「もしかして左遷部署?」

DXの取組みや店舗削減により、左遷部署にも変化が⋯。本記事では現役銀行員が『銀行における左遷部署』最新事情を詳しく解説します!

【前提】管理職の異動は左遷の判断が難しい

本題に入る前に一つ重要な前提を申し上げますと、管理職(特に50代以上)の異動は一概に左遷とは言い切れないです。

まずは大前提から。左遷部署でも部長や副部長など上級職での異動は左遷ではなくむしろ出世。また、50代支店長の関連会社出向はキャリア終盤の予定調和人事。その他にも、目立たない日陰の部署への異動でも以下のケースは左遷ではありません。

  • 特殊ミッション:事務部門の生産性向上プロジェクトのためキレ者管理職を投入
  • 特命案件:内部管理体制を立て直すための特効薬としての異動

この記事で紹介するのは、40代以下の働き盛り世代にとっての左遷部署。早速5つの左遷部署を見ていきましょう!

【2026年最新】銀行員が恐れる左遷部署5選

絶望・・・驚愕・・・!
想定どおり・・・!?
銀行員が「ここだけは勘弁してくれ」と震える部署を5つ紹介します。

左遷部署① 事務部門(集中センター)

銀行の3大業務である預金・為替に関する事務を統括するのが事務部門。

銀行を運営する上で重要な役割を担っているのに評価が低い部署の代表格です。

その理由は明確で、銀行収益に直接的に貢献する部署ではないから。

銀行では収益をあげる融資や営業に関わる部門が花形で、事務部門などのバックオフィスの評価が極めて低いのが実態です。

現役銀行員の独り言

「集めた預金を元手に融資を行う」
この基本に立ち返ると、融資は潤沢な預金が前提で成り立つもの。融資で稼げるのは、事務部門が日々厳格な事務で預金を守ってくれているからです!

左遷部署② 田舎の超小規模支店

人口規模が数千人の町にたった一つ小さな支店がポツリ。そんな田舎の超小規模支店への異動も左遷と捉えられます。

銀行では、とにかく収益をあげる支店・部門・行員が評価されます。

となると、企業も個人顧客も少ない田舎の超小規模支店で収益をあげることは実質不可能。必然的にそこに属する行員も低評価になります。

最悪の場合、収益をあげられない行員というレッテルを貼られ、次の異動以降も別の小規模店舗をループするドサ回りパターンに陥ることもあります。

現役銀行員の独り言

「いきなり小規模支店へ異動は残酷」
どんな行員にも何度かのチャンスを与えるべき。頼むよ!人事部!

左遷部署③ リテール部門

銀行の花形は法人融資であり法人営業。そのため、本部であってもリテール部門(個人向け業務)は、相対的に低く見られるのが実態です。

その理由は2つ。

  • 個人ローン事務などは事務部門同様、収益を生まないコストセンターと見なされる。
  • 個人向けの金融商品に係る部署は「女性行員が活躍する部門」と見なされる。

以上のことから、中堅の男性行員がリテール部門に配属されると、周囲からは「戦力外通告されたな」と囁かれ、本人も屈辱に感じることになります。

現役銀行員の独り言

「利益率は法人融資より個人向け融資の方が高い」
預金が不足する今、利回りが高い個人向け融資を重視すべき!(信用リスクや保証料を考慮しても)

左遷部署④ 関連会社への出向

働き盛りの40代以下がシステム子会社などグループ会社に出向する場合も左遷というケースがほとんど。

関連会社への異動となると、銀行OBに囲まれて巻き返しも難しい。追い込まれの窮地です。

ただし、例外もあります。それは「関連会社立て直しのためのエース級行員の異動」。ドラマ半沢直樹でいうと、半沢がグループの証券会社へ異動したケースが分かりやすい例です。

結論、バリバリエース以外の人の関連会社異動は悲しい異動であると捉えておきましょう。

現役銀行員の独り言

私自身30代で新組織立ち上げのため関連会社に出向。左遷ではなかったですが、出向中は銀行からの情報が減り、心細い思いをしたことを覚えています…。

⑤ 総務部門(人事・主計・企画を除く)

銀行内のどこにも属さない業務が集まる総務部門も日の当たらない部署の一つ。

総務部門の扱いは、90年代後半のドラマ「ショムニ」で見られるように、社内の目立たない人や役に立たない人が追いやられる部署といった感じです。

ちなみに、昔の銀行総務部門には人事機能や主計班などもあり、大きな権力を持っていたようです。しかし、現在では役割がかなり削がれ、行き場のない様々な雑務を引き受けているのが実態です。

かつての左遷部署「システム部」の今

現在

かつて銀行の左遷部署の代表格だったシステム部門。「日が当たらない、変わり者の巣窟、ブラック体質」の3重苦と言われたキングオブ左遷部署。

しかし、2026年現在の評価は真逆です。

フィンテックから始まった銀行のデジタル化は、今ではDXに名を変えて銀行内の優秀な人材・予算を集結させ、力強く進められています。

今やシステム部門は銀行の将来を左右する中核部署へと変貌しました。

もしあなたがシステム部門への異動を命じられたなら、それは左遷どころか、大きなチャンスを与えられたと捉えましょう!

システム部門で身につくIT知識とプロジェクト管理スキルは銀行内での出世はもちろん、ITコンサルやFintech企業への転職も狙える、またとない機会なのです。

左遷部署への異動が決まったら?

ここまで銀行の代表的な左遷部署を紹介してきましたが、もしあなたが「これって左遷だよな」という内示を受けてしまったら。絶望する時間は少しにして、冷静に次の2つの道を検討しましょう!

左遷部署は給料が高い窓際族

銀行の給与は他業界より依然高いです。

左遷部署では肩身が狭くなる代わりに、激務とは縁のない日々が始まります。責任や残業が減ることを前向きに捉え、副業や資格取得に全力を注ぐ。

「銀行の給料はベーシックインカム」と割り切って過ごすことが大切です。

市場価値が下がる前に銀行を脱出

単調な作業を繰り返す事務部門や刺激の少ない田舎の支店で数年過ごすと、知識や営業力が失われ人材としての賞味期限が切れてしまいます。

  • 左遷部署で鬱々と働き続けたくない
  • 仕事を通じて自分自身を磨きたい
  • 左遷部署に追いやった人事部門を後悔させたい

以上のような想いを持っているなら、自らの賞味期限が切れる前に、転職エージェントに相談して自分の本当の市場価値を確認すべきです。詳しくは下の記事「非公開求人を見て自分の市場価値を知ろう!

まとめ

まとめ

銀行員の左遷部署5選、いかがでしたか?

  1. 事務部門
  2. 田舎の超小規模支店
  3. リテール部門
  4. 関連会社への出向
  5. 総務部門

2026年現在、これらの部署は片道切符のリスクを孕む左遷部署。しかし、システム部のように時代の流れで評価が逆転するケースもあります。

いずれにしても左遷された人は嘆くだけではなく、今の場所で自分のベストを尽くすしかありません!

もし左遷部署ではベストの尽くし様がないならば、一刻も早く外の世界へ飛び出すべきです。あなたのキャリアを決めるのは傲慢で自分都合の人事部ではありません!

自らのキャリを切り引きたい人は、まず自分の以上価値の確認から始めましょう!!!

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