副業を解禁する銀行が増えつつある昨今。
『副業でブログを始めよう!』と意気込む銀行員も増えています。
しかし、いざパソコンを前にすると「何を書けばいい?」と手が止まる人も多いはず。
この記事では、web上で公開されている銀行員ブログについて
を紹介し、ブログを始めようとしている銀行員を後押しします。
是非ご覧ください!
【定義】銀行員ブログとは
まずは、この記事で語る「銀行員ブログ」を定義します。
それは、
元行員を含む銀行員が執筆するビジネスに関するブログとします。
食べ物やスキンケアなどビジネス以外のブログでは、“執筆者が銀行員かどうか”はあまり関係ないので分析対象外とします。
銀行員ブログはどのくらいあるのか?
まずは、銀行員ブログのマーケット規模を測るため、銀行員ブログの数を把握したいと思います。
Google検索にて『銀行員 ブログ』で検索した結果は、以下のとおり。
ブログやってる銀行員が、たったの29人・・?これは少なすぎ。
ということで、もう少し調査範囲を拡大します。
さらに「銀行員 生活」「銀行員 転職」など様々なキーワードで検索し、銀行員ブログをさがした結果、
他にも銀行員ブログはあるかもしれません。
しかし、これだけ調査しても見つからないブログは、認知度がひくいもの。
今回は分析の対象外とします。
既存の銀行員ブログを詳細分析
それでは、49個の銀行員ブログを詳しく分析していきます!
どんな人が書いている?
銀行員ブロガーはどんな人なのか?
『年齢』『勤める銀行種類』『現役or元銀行員』の3点で分析していきましょう。
プロフィールなどを見ても、この3点が不明な銀行員ブロガーさんもいましたので、ご容赦ください。
なかには「地銀から都銀に転職した」というレアな人もいました。
同じ銀行員でも、特殊なキャリアの人は差別化できますね!
どのくらいブログを書いてる?
ここでいう “どのくらい” は、
- 時間:ブログを手掛けている年数
- 量 :ブログ記事の数
の2つの観点で分析していきます。
ちなみに・・・
24個の銀行員ブログが、2023年以降も新記事をリリース。
ライバルは24人ということですね!
正直、6人のレジェンド銀行員ブロガーと戦っても勝ち目はありません。
レジェンドたちのブログ内容と被らないブログを作りたいですね!
メインコンテンツは何か?
銀行員ブログで書かれていることは何が多いのか?
銀行員ブログのメインコンテンツを確認しましょう。
どのブログも複数ジャンルのコンテンツを扱っています。この分析では、記事数が多い上位3つのジャンルにしぼり、その傾向を見ていきます。
『金融経済』と『資格』は、銀行員ブロガー以外のライバルが多そう・・・。
真のライバルは?
ここまで、銀行員ブログを運営する人たちをライバルとみなし、その動向を探ってきました。
しかし、私自身が金融系のブログを運営する中で、ふと気がつきました。
真のライバルは、銀行の公式ホームページであることに!
どんなに良い記事を、分かりやすい言葉で丁寧に書き上げたとしても、銀行の公式ホームページの方がGoogle検索では上司に表示されてしまうのです。
いわゆるYMYLってやつですね。
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略称。
財産・健康・生命など正確な情報が求められる情報分野のこと。検索エンジンは、YMYL分野の情報を厳しく評価するため、個人メディアが検索上位に表示されることが難しいジャンル。
これは諦めるしかないのか…?
ただ、諦めてはいけません。
私たちの現役銀行員という立場は、十分に評価に値するもの。
自分の権威性をしっかりと表現しつつ、ユーザーにとって本当に有益で質の高い記事を量産し続ければ、個人の金融ブログもしっかり評価されます!
実際、私の記事の中には、都銀のコンテンツより上位表示されるものが多々あります!
現役銀行員がブログでマネタイズする余地は大いにあります!
まとめ ~これからの銀行員ブログ~
分析結果をまとめると以下のとおりです。
以上から、これからの銀行員ブログは、
など、既存の銀行員ブログと差別化するものをオススメします。
そして、何よりも大切なことは長くブログを続けること(4年以上)です!
副業を考えている銀行員の皆さん!ブログを始めましょう!