「同期より成果を出しているのに、なぜかアイツの方が評価される…」
このような理不尽さを感じながら銀行で働いている皆さんに伝えたいことがあります。
銀行の人事評価は、仕事の優秀さだけでは決まりません!
周りよりも高い評価を得るために必要なもの。それは、人間力です。
この記事では、19年目の銀行員の視点で「評価される人に共通する5つの特徴」を徹底解説します。
この記事を読めば、明日から意識すべき本当の評価ポイントが分かります。銀行員のリアルな処世術を是非ご覧ください!
【結論】銀行で評価される人の意外な特徴5選

まずは結論から。頭の良さや仕事のスキル以上に上司や人事が重視するのは以下5つのポイントです。
| 評価項目 | 評価されない人 | 評価される人 |
|---|---|---|
| レスポンス | 無反応・遅い報告 | 即レス・中間報告 |
| スキル | 知識・ノウハウ | 対人スキル・気遣い |
| 対上司 | 自分本位 | 上司を立てる |
| 対後輩 | 無関心 | 育成・指導 |
| 対周囲 | 消極的・孤立 | 積極的・コネ活用 |
- 完璧さより「レスポンスの早さ」
- 仕事のスキルより「気遣い」
- 何よりも優先して「上司を立てる」
- 個人プレーより「後輩の育成」
- チーム内より「行内ネットワーク」
これら5つに共通するのは、人間力です。詳しく見ていきましょう。
特徴①完璧さより「レスポンスの早さ」
仕事がデキる人や頭が良すぎる人ほど完璧なものを提出しようとして報告が遅れがちです。
しかし、上司が本当に求めているのは「レスポンスの早さ」です。
仕事を頼んだ上司が気になるのは、
- 指示したことを忘れてないか?
- どこまで進んでいるのか?
- 指示への回答はどのような内容なのか?
などであり、指示に対する完璧な答えをいきなり求める人はいません。
となると、部下としてやるべきことはただ一つ。
上司が気になっていることに対して、速やかに状況説明することで上司の不安を減らすことです。
とにかくレスポンス(反応)を早くすること。具体的には以下のポイントを意識しましょう!
特徴②:仕事のスキルより「気遣い」
渉外であれ融資業務であれ、銀行業務の多くはチームプレーです。
上司には上司の、部下には部下の役割が求められます。特に管理職前のミドル層の行員には
- 上司をサポートしながら
- 部下・後輩を育成する
という役割が期待されます。
したがって営業成績と同じくらい、上司・部下が活躍できるよう「目配り・気配り・心配り」できることも評価されます。
あなたの周りにもいませんか?
営業成績は抜群だけど自分のことしか考えていない人。
きっとその人の評価は、とあるフェーズでピタッと止まっているはずです。
特徴③:自分の正しさより「上司を立てること」
評価者である上司から高評価を得るために「上司を立てること」が重要なのは当り前。
注意したいのは「上司を立てる」とは、上司をヨイショすることや全面的にひれ伏すことではありません。
「上司を立てる」とは、最終結論を上司に委ねることです。
「自分で結論を導き出すべきでは?」と思うかもしれません。
それはそのとおりですが、大切なのは「自分の結論は一案。最終的には上司が結論を出す」というスタンスです。具体的には以下を参考にしてみてください!
特徴④:個人プレーより「後輩の育成」
特徴②「気遣い」の対象を後輩に向けることも重要です。特に後輩の育成をしっかり行うことは評価ポイントになります。
考えてみると、自分の業績のことしか考えないエースよりも、自分の時間を割いてでも後輩の面倒を見る人の方が将来のリーダー候補として評価されるのは当たり前ですよね。
また、育成した後輩たちが支店長などに
なんてことをポロッと言うのもよくある話。
銀行は「和を以て貴しとなす」的な組織文化があります。この組織の和を強くするための後輩育成は、管理職として重視されるのです。
- 褒めることで安心感を与え
- 頼ることで部下の自尊心を守る
- 挑戦させることで自立を促し
- 成功を誰よりも喜んで心を一つに
特徴⑤:チーム内より「行内ネットワーク」
評価されるためには、上司の役に立つことも重要。
上司の役に立つのに最も有効なのが行内ネットワークです。
例えば…
上司が苦手とする人、より上位の役職者と太いパイプがあったら。上司に代わって相手と話をつけることで非常に喜ばれます。
例えば…
行内ネットワークから得た最新情報を上司と共有できたら。上司とともに他に先んじてチャンスを掴めるかもしれません。
このように行内に広いネットワークを持っていることは、かなり強みになります。
【番外編】全てを超越するエリートの実態

ここまで、一般的な銀行員目線で評価される人の5つの特徴を解説してきました。
しかし最後に一つだけ、知っておくべき現実を補足します。
どれだけ成果を上げ、今回紹介した5つの特徴を身につけたとしても、絶対に埋まらない差が存在する選ばれし者がいます。
銀行には入行したその瞬間から、将来の幹部候補とタグ付けされた人間が存在するのです。
彼らは、
- 初期配属から優遇され
- 最速で成長するキャリアを歩み
- 小さなミスでは傷がつかないよう守られつつ
- 最短ルートで出世の王道を駆け上がる
といった銀行員人生を送ります。
その選抜基準が、凡人を超越する「圧倒的な頭脳」なのか、あるいは血縁や地縁による「強固なコネクション」なのか、その真実は現役銀行員の私にも分かりません。
ここでお伝えしたいのは「銀行とは不公平だ」ということではありません。
伝えたいのは、どんなに頑張っても追いつけないエリートと自分を比較して劣等感を抱くことはムダということです。
まとめ

今回は、銀行で本当に評価される人の5つの意外な特徴をご紹介しました。
- レスポンスの速さ
- 気遣い
- 上司を立てる
- 後輩の育成
- 広い人間関係
これらは仕事のスキルというより、人間力と言い換えることができます。
与えられた仕事をしっかりこなすことは大前提。でも、それだけでは他の人より良いキャリアを積むことは困難です。
明日から、この5つの特徴を少しだけ意識して行動してみてください。
きっと、あなたの評価は着実に変わっていくでしょう!


