ちまたに溢れる銀行員あるある・・・
(そんなにたくさんないけど)
銀行は業務によって働き方が大きく異なるため、銀行員あるあるへの共感も人それぞれ。
この記事では、
という気持ちから・・・
笑顔の裏に鬼の形相!?多忙極まるテラー限定のあるある12選をまとめました!
銀行への就職に興味をお持ちの人にも楽しんでいただける内容を是非ご覧ください。
テラーとは?
銀行の「テラー」とは、支店窓口で受付を担当する係のこと。窓口業務を担う担当者を指します。
主な仕事は、お客様から依頼された
- 預金口座の開設
- 入出金や振込
- 税公金の支払
などその他にも様々な取引を行います。

ここでは書ききれないほど多種多様な依頼を対処します!
テラーは、お客様と真っ先に対面する「銀行の顔」と言える存在。
確かに単なる事務職、収益を上げない間接部門ですが、テラー担当者には
が求められる大変な職種です。
さらに、ときにはクレームへの対応を行ったり、ときには金融商品のセールスを求められるなど支店の最前線で常に神経を張り巡らせています。
そんなテラーの世界には、銀行の中でも特殊なあるあるで溢れています。
テラーあるある12連発!
これから銀行への就職を考えている人や日々ストレスと戦う現役テラーさんに向けて、超リアルなテラーあるある12選を一気に紹介します。
以下4つのジャンルごとにお楽しみください!
- テラー地獄編
- お客様との戦い編
- ハードな人間関係編
- テラーのやりがい編
1. テラー地獄編
最初の3カ月は生き地獄
テラー経験がある人が共通して言うのが「慣れるまでは本当に地獄」。
慣れるまでの時間は人それぞれですが、おおよそ3か月ほど。
取引種類の多さ、取引ごとの伝票の書き方、必要書類…覚えることが多すぎて、すぐにメモ帳はいっぱいに。
ミスすればお客様に謝罪。上司には超謝罪。そして、事務ミスに関する報告書をせっせと作成。
新人テラーの3カ月は、精神力と体力を削られまくります。
膀胱破裂寸前!トイレに行けない
記事「銀行が忙しい時期」での解説のとおり、月末や五十日などは来店客があふれ返る銀行支店。
「あと一人終わったら…」が何度も裏切られて昼休みは後回し。トイレも我慢。
気づけば、膀胱が限界突破寸前。
席を立てば「どこ行ったー!!?」と呼び戻される。
おトイレが近い私としては本当にテラーさん尊敬します。
勘定不一致のときの緊張感
怒涛の来店客ラッシュが終わり、15時に銀行閉店。ここから第2ラウンド開始!
閉店後、システムに記録した取引金額と実際の現金が一致するかの確認が始まります。
「あれ?現金が足りない…」
一瞬で支店全体に緊張が走る!
現金不一致の当事者はフリーズ!
駆け寄るベテラン行員、めくる伝票!
若手行員、店内を探し回る!
1円でも勘定があわなければ、全員帰ることはできません。
ゴミ箱やシュレッダーもひっくり返して現金を探し、伝票の打ち間違いがないかチェック。
全精力をかけて原因を探り、勘定があったときの喜びもテラーあるあるかもしれません。
2. お客様との戦い編
「今すぐ金貸せ」という無茶ぶり
多種多様の取引を処理するテラーを苦しませるのが、ムチャぶりしてくるお客さんです。
例えば「今日中に100万貸してくれや」というムチャぶり。
「そもそも融資窓口に行ってよ~」というツッコミを入れる訳にもいかず、少し微笑みながら「お客様、大変申し訳ございません。それは致し兼ねます…」と詫びる。
テラーをやっていると対人能力が鍛えられ、他人の言動で動じなくなります。
番号札取らない勢との戦い
「ちょっとお金をおろしてくれんかい?」
「ちょっと聞きたいんだけどね…」
ムチャぶりではないけれども、番号札を取らずに強引に割り込んでくるマイペースなお客様に遭遇するのもテラーあるあるです。
番号札のご案内をしても「すぐ終わるから」とか「時間が無いから」といって全然聞いてくれない!
番号札を取らない人を許すと、逆にきちんと番号札を取って待ってる人たちからのクレームにも繋がります。
テラーは、支店窓口の平和と秩序を乱す勢力と戦う日々なのです!
お待ちが増えゆく中、止まらない雑談
窓口での馴染みのお客様との雑談は、基本的には楽しい交流の時間。
・・・なのですが、後ろに並ぶお客様が徐々に増え始めると、さすがに焦りが出始めます。
そんな中、まるでワイドショーの司会者かのように孫の進学の話しから近所のウワサ話など華麗に話題を変えつつ、トークに花を咲かせ続けるお客様が結構多くいます。
勇気を出して話しをブッたぎろうとしても、「でね~」とまたもや話題が広がることも。
テラーには、日本刀のようにバッサリとトークを切り捨てるテクが必要かもしれません…
知り合いが来たときの戸惑い
「あれ?〇〇ちゃんじゃん!」と地元の知り合いが来店することもテラーあるある。
プライベートと仕事の境界が一瞬で崩れるこの瞬間、脇の横をツーーーっと汗が流れます。
特に焦るのが合コン相手など男女関係の来店。
「やばい。夜と日中ではキャラ違うんだけど」というテラーさんも結構います。
新規口座開設はメンドイ
次のお客様が来て「口座作りたいんですけど〜」の一言でゲンナリ。
なにせ新規口座開設は、本人確認・反社チェック・印鑑登録等々やることが山盛りです。
手続き時間がかかるので、お客様もイライラ。中には「まだ?時間が無いんだけどっ!」なんてクレームも。新規口座開設の大変さは銀行員にとって当り前ですが、お客様は知ったこっちゃありません。
こんな時でも、丁寧に謝罪するのもテラーさんのお仕事です。
次の人を呼ぶボタンを押すドキドキ感
ということで、「次の方どうぞ」と呼出ボタンを押す瞬間はドキドキ。
など思いを張り巡らせます。
特に恐ろしいのがクレーマー。どの支店にも必ず定番のクレーマーがいます。
テラーさんはクレーマーの入店を瞬時に認識して以下のように思考を巡らせます。
- 「クレーマーが番号札とった…」
- 「次の次くらいかな」
- 「あ、これは自分の番かも」
- 「今、受けてる処理、ちょっとゆっくりしよう」
自分がクレーマーの担当にならないよう微調整を行うことも…。
3. ハードな人間関係編
役に立たない役席への絶望
クレーマーが来たときも、勘定があわないときも頼るべきは直属の上司。
その上司が全く役に立たないこともよくあります。
テラー係の上司が役に立たないケースが多い理由は以下2つ。
- 理由①そもそもテラー窓口業務に詳しい人が少ない。
- 理由②優秀な人は融資課や渉外課に配属。そうでもない人がテラー窓口係に。
実際、私もテラー窓口係の担当になったら全く役に立たない自信があります。
上司が頼りないゆえ、テラーさん同士はとても結束力が強いのもテラーあるある。お互いに支え合ったり、新人への手厚いサポートも欠かしません。
窓口業務ナメてる融資や渉外課のジジィ
『優秀な人は融資課や渉外課に配属』ということもあり、融資や渉外担当の中には「窓口なんて楽でしょ?」となめ腐ってる勘違い野郎がたまにいます。
大人なテラーさんは言い返すことは少ないですが、内心穏やかなわけがない。
接客・事務・気遣いの三刀流をこなすテラーという仕事。融資課のジジィごときにできるわけがない。
⋯と思いがちなのもテラーあるあるでしょう。
4. テラーのやりがい編
ご指名はちょっと嬉しい
ここまでのあるあるはネガティブなものばかりでしたが、前向きなあるあるもあります。
それが、お客様からのご指名です。
「〇〇さんにお願いしたい」「◯◯さんに会いに来た」と言われると、本当にテラーやってて良かったと思えるそう。
また、支店全体のノルマが未達成のとき、ご指名をくれる資産家のおじいちゃんにテラーさんからヘルプを頼む。
おじいちゃんの助けのおかげで、そのテラーさんが一躍ヒーローになるというあるあるもあります!
まとめ

皆さん、他では見られない“テラー限定”の銀行あるある、楽しんでいただけましたか?
普段接する銀行窓口にいるテラーさん。
その笑顔の裏には汗と涙と苦労が詰まっています。
この記事を通して、そんなテラーのリアルな一面が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
そして、次に窓口に行った時にはちょっとだけ優しい気持ちでテラーさんに接して頂けると、銀行員ブロガー冥利に尽きます!


