年々、巧妙化する詐欺。
おれおれ詐欺の次に多いと言われる、銀行員を装ったなりすまし詐欺。
突然の電話、巧みな詐欺師の語り口、もはや誰が被害にあってもおかしくありません。
でも、ご安心ください。
本物の銀行員しか即答できない3つの質問をすれば、なりすまし詐欺かどうかを見抜く大きなヒントになります。
この記事では、銀行員が絶対にしないことを解説した上で、銀行員のなりすまし詐欺を見抜く3つの質問について詳しく解説します。是非ご覧ください!
銀行員がやらないこと

まず知っておくべきは「銀行員がやらないこと」。具体的には以下の5つ。
もし銀行員を名乗る人がこんなことをしてきたら、その人は銀行員じゃない可能性大です。詳しく見ていきましょう。
暗証番号を聞く

銀行の手続きで暗証番号が必要なので教えてください。
絶対に何があっても銀行員はお客様に暗証番号を聞きません。
また、銀行では暗証番号を紙などに記録していません。また、システム上に保存する暗証番号にはマスキングをかけて厳重管理しています。
そのくらい暗証番号は極めて重要な情報なので絶対に誰にも教えてはいけません。
- 暗証番号を人に教えてはいけません。
- ただし、口座引き落としの手続き時に、専用機への暗証番号の入力を求められることがあります。詳しくは記事「口座引き落としに暗証番号必要か?」をチェック!
- これは正規の手続きですので断る必要はありません。
パスワードを聞く

IBのメンテナンスのためパスワードを教えてください。メンテできないと毎月1万円の費用が発生しますよ。
銀行員は、インターネットバンキングやアプリで使うパスワードを聞くことはありません。
キャッシュカードの暗証番号を教える危険性を認識してる人は多いと思います。
振込み等が行えるインターネットバンキングのパスワードも、暗証番号と同じくらい重要な情報。
絶対に誰にも教えてはいけません!
クレジットカード情報を聞く

クレジットカードを不正利用されてます!調査のためにクレジット番号を教えてください。
銀行員を名乗っても名乗らなくても、クレジットカード情報を聞き出そうとするヤツはあやしいですよね。
そんな人は完全に詐欺師!クレジットカードは、カードそのものが無くてもカード番号とセキュリティ番号だけで取引できます。
絶対に教えてはいけません。
キャッシュカードの期限到来

キャッシュカードの利用期限が到来するのでカードを郵送してください。
生態認証付きカードやIC付カードを除き、通常のキャッシュカードに利用期限はないです。銀行が発行するカードの種類については、記事「キャッシュカードの種類を全紹介|初めてカードを作る人は必見!」をご覧ください。
本当に再発行が必要なカードの場合、自動で銀行から新しいカードが郵送されてきます。銀行員がキャッシュカードの郵送を依頼することは絶対にあり得ません!ご自身のカードに利用期限があるかどうかは銀行に問合わせましょう。
キャッシュカードください

キャッシュカードの郵送が不安でしたら、当行の銀行員が取りにいきますよ。
もうココまで来たら、詐欺師もリスク侵しまくり。
銀行員がキャッシュカードを受け取るために顧客訪問することはありません。
ローンや資産運用の提案のための訪問ならまだしも、カードを受け取るために外出なんてしていたら、支店長に怒られます。
銀行員なら即答できること

銀行員なら、即答できる質問に答えられない人。これも銀行員じゃない可能性大です。
銀行コード

銀行や信金・信組など全ての金融機関にはそれぞれ銀行コードという番号が割り振られています。
具体的な銀行コードは、銀行コード検索で確認できます。
銀行員は自分が属する銀行の銀行コードを必ず把握しています。
したがって、銀行員を名乗る人に「あなたの銀行の銀行コードは何ですか?」と聞きましょう。
即答できない人は、銀行員ではありません!
支店コード

銀行コードと同様、銀行の支店にも番号が割り振られています。銀行コード検索で確認できます。
銀行コードと同じく「あなたがいらっしゃる支店名と支店コードは何ですか?」と聞きましょう。
なお、銀行によっては「店番」「店番号」「店舗コード」など呼ぶこともあります。
支店長の名前
自分の支店の絶対的存在・支店長を知らない銀行員はいません!
銀行員にとって、支店長は神にも等しい存在(詳しくは記事「銀行の支店長にはいくつかの地位がある」)。
「そちらの支店の支店長さん、今どなたですか?」と聞いてみましょう。
支店長の名前を知らない場合は、あやしい人との会話(電話)をいったん切りましょう。そのあとで、銀行に電話して、支店長の名前を聞いてみましょう。

オススメの聞き方はコチラ→「そちらの支店はとても感じがいい。支店長に是非伝えて欲しい。ちなみに支店長さんのお名前は?」
なりすまし詐欺、どんな方法で接触する?

従来のなりすまし詐欺は電話で行われることが多いのですが、それに加えて
- ショートメールなど電子的なメッセージツール
- 『キャッシュカードを同封して返送してください』と書いた封筒
- 銀行員と警察に扮した人が家にやってくる
など様々な方法で接触をはかってきます。

少しでもあやしいと感じた時には、警察に相談しましょう!
まとめ

なりすまし詐欺を防止するための基本は、
- 『銀行員がやらないこと』をやったら、詐欺師と疑おう!
- 『銀行員なら即答できること』に答えられなかったら、詐欺師と疑おう!
の2つです。
この記事で、伝えたのは『銀行員ではないこと』を見破る方法です。
逆に『銀行員であること』を証明することは困難です。
もし、銀行員と名乗る人から接触があったときは「常に疑うこと」と「第三者に相談すること」をオススメします。
皆さんが、詐欺にあわないことを心から祈っています!


