複数の借金があり、毎月の返済で苦しんでいる人へ。
借金を「ひとつのローンにまとめること」をオススメします。
他のサイトでも「金利が安いおまとめローン業者」が紹介されてますが、1つだけお伝えしたい。
「金利が低くないと返済額は減らない」
これは、誤りです!
返済額を減らすためには、「安い金利にする」以外の方法があります。
この記事は、
- 毎月の借金返済が苦しくて、どうにもならない人
- 低い金利でのおまとめがダメだった人
- おまとめしたいけど、具体的に何をしたらよいか分からない人
のため、銀行員だからこそ知っているローンおまとめの正しい考え方と具体的なやり方を紹介します!
ローンおまとめの真実
まずは、他サイトで見かける「おまとめローン」に関する情報を見直します。
「金利が下がらないと、返済額は変わらない」はウソ
金利が下がらない場合は、おまとめローンを利用しても返済額はそれほど変わりません。
某フィナンシャルプランナー系サイトA
そんなことはありません。
返済額は、「金利」と「借りる期間」で計算されます。
おまとめする際、「金利」が下がらなくても「借りる期間」を長くできれば、返済額を抑えることが可能です。
ただし、トータルで支払う利息が多くなることも。
後ほど、具体的な例で解説します!
おまとめローンにこだわらない
取り扱い金融機関によっては「おまとめできる借入種類が限定される」という商品もあります。
某フィナンシャルプランナー系サイトB
これは、借入種類を限定する「おまとめローン」を使わなければよいだけの話。
ローンのおまとめは、使い道自由なフリーローンでも可能です。
“おまとめに使える”と書かれてないフリーローンでも大丈夫!
おまとめを申込むことを過度に心配しない
おまとめローンの審査に落ちてしまうと、銀行が加盟するJICCやKSCなどの信用情報機関に記録が残るので、その後に申し込む他のローン審査に影響が出ることがあります。
某フィナンシャルプランナー系サイトA
信用情報機関に登録されることへの注意は大切ですが、過度に心配する必要はありません。
実は、ローン申込み情報は信用情報機関にたった6ヶ月しか登録されません。
詳しく確認したい人は、コチラをご覧ください。⇒ KSC、CIC、JICC
よく耳にする「ブラックリストに5年のる」は、申込み情報でなく実際に借りたときの契約情報。信用情報機関の詳しい説明は「信用情報機関の理解を深める4つのポイント|CICとJICCとKSC」をご覧ください!
ローンをまとめる2つの効果
ここからは、ローンをまとめる「2つの効果」と「どのくらい効果があるか」を確認していきます。
毎月の返済額が減る
これは、ローンをおまとめする目的そのもの。
下の例で、どのくらい減るか確認しましょう。
先ほど紹介した「金利」と「借りる期間」に注目してください!
※以下は、元利均等返済で計算。
【いまの借入】毎月、合計で4万9,000円ほど返済しています。
【おまとめしたら・・・】4パターンで試算。
- ①:低い金利で、おまとめするので毎月返済額も総利息額も減る。これは当たり前ですね。
- ②:低い金利かつ長い期間、おまとめできたら、圧倒的に毎月返済額が低くなります。
- ④:金利が低くなくても期間が長いと、毎月返済額は減少。総利息額は増加するので要注意。
おまとめの効果が分かると思います。ただし、以下の点には十分に注意しましょう。
- 「借りる期間」を長くした場合、総利息額が増加すること。
- 上記はあくまで例です。ご自身の状況に応じて、おまとめの試算を行ってください。
試算(ローン計算)は、しっかりシミュレーションで簡単にできます!
毎月の資金計画が立てやすくなる
一言に、“毎月合計6万円のローン返済がある” といっても
「毎月5日に1万円、10日に3万円、20日に2万円」より
「毎月5日に6万円」引落しの方が、お金の管理は楽ですよね。
お金の管理が楽になると、気持ちのゆとりも生まれます。
まとめるべき借入とそうでない借入
おまとめ効果を高めるためには、なるべく多くの借入をまとめることをおススメします。
ただし、2つだけ注意すべき点があります。
- 住宅ローンや車のローンは金利が安いので、おまとめしてはいけない。
- 今ある借入を全額返済するとき、返済手数料がかからないかチェックすべき。
上記に注意しつつ、おまとめすべき借入は以下のとおりです。
- 銀行、消費者金融のローン(カードローン)
- クレジットカード等のキャッシングとショッピングのリボ払い
- エステや脱毛、歯科矯正、通信教育や情報商材などの分割払い(手数料が高いもの)
ローンおまとめのマル秘テクニック
いよいよ「ローンおまとめ」の段取りについて、順をおって紹介します。
他には無いコツを記載しています。必ず役に立ちますので是非ご覧ください!
まとめ
他のサイトでは紹介されてないマル秘テクをまとめておきます。
以上が、ローンおまとめの正しい考え方と具体的なやり方・極意です。
最後に大事なのは、『皆さんが一歩を踏みだす勇気』です。
是非、毎日の生活をよくするために行動を起こしましょう!