「出先で財布を忘れた!手元にあるのはスマホだけ。」
こんな絶望的な状況でも、スマホだけで現金を引き出せる銀行があることをご存じでしょうか!?
キャッシュカードを持ち歩くのが面倒な人や盗難が怖い人にもピッタリの「スマホだけでお金がおろせるサービス(スマホ出金)」。
このサービスがある銀行の中でも、現役銀行員の私から見て「今使っているメインバンクはそのままで、サブ口座として使うならココ一択」という銀行があります。
この記事では、キャッシュカードなしでお金をおろせる銀行をランキング形式で紹介しつつ、最強のサブ口座「住信SBIネット銀行」を徹底解説します。
主な内容は以下3点です。お急ぎの方は興味がある章をクリック!
自分に合う銀行をじっくり考えたい方は、記事全容をご覧ください!
キャッシュカードなしでお金をおろす方法

まずは、キャッシュカードなしでお金をおろす2つの方法を知っておきましょう。
それぞれの内容を詳しく解説します。
通帳で出金
キャッシュカードではなく、通帳を使ってお金をおろせる銀行があります。もっとも有名なのがゆうちょ銀行。他にも以下の銀行で通帳で出金できます。
九州の金融機関に多いようですが、全国的に見ると他にも通帳でお金をおろせる銀行はあります。
気になる銀行がある方は、ネット検索で確認しましょう。

キャッシュカードよりサイズが大きい通帳を持ち歩くのはナンセンス。そこで、2つ目の方法「スマホアプリを使った出金」です。
スマホで出金
2つ目の方法は、スマホにダウンロードした銀行アプリを使う方法です。
大まかな操作手順は以下のとおりです。
- 専用アプリをダウンロード。
- ATMでスマホ出金ボタンを選択。
- ATM画面に表示されたQRコードをスマホアプリで読み取る。
- スマホアプリで出金内容を、ATMで暗証番号を入力。
- お金が出てくる。
ご覧のとおり手順はとても簡単。スマホを使ってATMで出金できる銀行はいくつかあります。
続いては、キャッシュカードを使わずスマホでお金をおろせる銀行ベスト5を紹介します。
スマホ出金の安全性
※スマホアプリの安全性を解説する章です。オススメの銀行を早く知りたい方はコチラへ!

とても便利なスマホアプリですが、安全性も気になるところ。
結論、スマホアプリ出金はキャッシュカード同レベルの安全な取引です。
従来のキャッシュカード出金とスマホアプリ出金の取引フローを比較してみましょう。
- 出金する口座の指定
<キャッシュカードの場合>
キャッシュカードをATMに入れることで出金する口座が指定される。
<スマホアプリの場合>
スマホアプリ上のQRコードをATMに読み込ませることで、出金する口座を指定。(※コンビニATMの場合、2回QRコード読込みが必要なケースあり。) - 本人確認
<キャッシュカードもスマホアプリも>
本人しか知り得ない暗証番号を入力する。 - 出金
<キャッシュカードもスマホアプリも>
ホストコンピュータで本人確認できたら出金取引が可能になる。
以上のとおり、両者の違いは出金する口座を指定する方法だけであり、危険性が高い取引ではありません。
当然、スマホアプリ出金は金融庁が許可した方法であり、安全性が低いわけがありません。

もちろんスマホの盗難や暗証番号の管理には注意を払いましょう!
キャッシュカードなしでお金をおろせる銀行ベスト5

スマホでお金をおろせるサービスを提供する銀行オススメTOP5を紹介します。
まずは5つの銀行の比較表をご覧ください。
| 銀行名 | 使えるATM | 出金手数料 | カードローン | 手続き |
| 住信SBIネット銀行 | 〇 最多 | 〇 何度でも無料 | 〇 手数料無料 | 〇 |
| Paypay銀行 | 〇 | △ 3万円以上は無料 最大330円 | 〇 | 〇 |
| セブン銀行 | △ | 〇 7~19時は無料 最大110円 | 〇 | 〇 |
| auじぶん銀行 | 〇 | △ 月2回~無料 最大110円 | ✖ | ✖ |
| ゆうちょ銀行 | △ | 〇 完全無料 | ✖ | ✖ |
それぞれ詳しく解説していきます!
1位 住信SBIネット銀行【★圧倒的おすすめ】
第1位は、現役銀行員イチオシのネット銀行大手「住信SBIネット銀行」です。
「スマホ出金を使うなら住信SBIネット銀行しかない」と自信を持って言える理由は、無料・便利・安全の3つ全てトップクラスだからです。
全ての項目で、他の銀行よりも圧倒的に優れた商品性!正直、以降の2位以下を読む必要ないくらい、住信SBIネット銀行一択と断言できます。
2025年9月にファミリーマートが「セブン銀行の多機能ATMの導入」を発表。これにより、いずれはファミリーマートでも住信SBIネット銀行のスマホ出金が使えるようになる見通しです。
2位 Paypay銀行
2位は、ネット銀行の元祖ともいえるPaypay銀行です。こちらもセブンイレブン・ローソンのATMで預金もカードローンも利用可能。
劣る点は、出金にかかる手数料。無料回数は1回だけ。2回目以降は3万円未満の出金は330円かかります。
であれば手数料はかかりませんが、逆に「月1回しかお金をおろせない」というプレッシャーが付きまといます。
3位 セブン銀行

第3位は、セブンイレブンとの親和性100%のセブン銀行。
1位2位と同様にカードローン取引OK。日中の出金は手数料無料、スマホ出金の手続きが簡単なのはメリット。
一方で、使えるATMがセブンイレブンATMのみなのが大きなデメリット。
であれば、セブン銀行もアリでしょう。
4位 auじぶん銀行
4位は、auユーザーにお馴染みのauじぶん銀行。他の銀行と比較して劣るのが以下3点です。
ホームページをご覧になると分かりますが、手続きがややこしいです。スマホ出金を使えるようになる前に諦める人もいるのではないでしょうか…。
5位 ゆうちょ銀行
5位は、日本全国に店舗があるゆうちょ銀行です。明らかに劣っているのが以下3点。
手数料が常に無料という点以外は評価すべき点はありません。
銀行の賢い使い分け(サブ口座のススメ)

ここまで見て「スマホ出金は便利そうだけど銀行を変えるのは面倒」と思いませんでしたか?
ご安心ください。今メインで使っている銀行を変える必要はありません。
私がお勧めするのは、現在使用している銀行はそのままで、住信SBIネット銀行をサブ口座(普段使いの財布)として持っておくことです。
その理由は以下のとおりです。
メイン口座を変えるのは「超」面倒
給与振込、クレジットカードの引き落とし、公共料金の支払い…。これらを全て新しい銀行に変更するのは、非常に手続きが複雑で面倒です。現役銀行員の私でもやりたくありません。
だからこそ、今使っている口座はそのままでOK。住信SBIネット銀行は、あくまで「現金を引き出す専用のサブ口座」として部分的に使うのが正解です。
メイン口座の弱点「磁気不良」をカバーする
皆さんが今使っているキャッシュカードの致命的な弱点。それは「磁気不良」や「破損」です。
いざお金をおろす時に「このカードは使えません」とATMから弾かれる絶望。カードの再発行は平日に銀行窓口へ行かないといけない、新しいカードが届くまで1週間以上かかる…。キャッシュカードを使っている限り、このような事態を常に気にしなければなりません。
スマホ出金なら「壊れるリスク」がない
そんな時、スマホだけでおろせる「住信SBIネット銀行」にお金を入れておけば、物理的なカードを使うリスクとは無縁です。
- 普段: メインバンクを使う
- 緊急時・財布忘れ・コンビニ: 住信SBIネット銀行(スマホ)を使う
この二刀流こそが、キャッシュレス時代の最も賢いリスク管理です。
当然、維持費はずっと無料。「無料で作れるお守り」として、口座を持っておくことを強くお勧めします!
銀行選びに迷うときの判断軸

スマホでお金をおろせる銀行をまだ決断できない人に向けて、いくつかの判断軸を紹介します。これらの判断軸の中で「この銀行がいいな」と思える回数が最も多い銀行を選びましょう!
判断軸1: ATMの使い方
第一に考慮すべきは、ATMの使い方です。
いずれの使い方にしても、ATM手数料が完全無料の「住信SBIネット銀行」「ゆうちょ銀行」が間違いなし。月1回しか利用しないなら「Paypay銀行」、日中しか利用しない人は「セブン銀行」もアリです。
判断軸2: 使える場所
いつでも、どこにいてもスマホでお金をおろせるようにしたい人は「住信SBIネット銀行」「Paypay銀行」「auじぶん銀行」がおすすめ。
判断軸3: お金を借りる可能性
今後、お金を借りる可能性があるならカードローンを利用できる以下の銀行がおすすめ。
住宅や車などの購入予定がある人は、各銀行のホームページでローンのランナップを確認しましょう。借入金額が大きい住宅ローンは、金利がとても安い「住信SBIネット銀行」がおすすめ。
結論:『住信SBIネット銀行』
ということで「ATMの使い方」「使える場所」「お金を借りる可能性」の3つの軸のどれを見ても、やはり住信SBIネット銀行一択であることが分かります。
以上を踏まえると、銀行の使い分けは「現金の出し入れなど日常使いは住信SBI銀行。その他取引は使い慣れた現在のメイン行」を基本とすべき。これが現役銀行員の最適解です!
まとめ

キャッシュカードを持ち歩かなくても、スマホさえあればATMでお金をおろせます。
この便利なサービスを提供する銀行の中でも、オススメTOP5は
- 住信SBIネット銀行
- Paypay銀行
- セブン銀行
- auじぶん銀行
- ゆうちょ銀行
です。
どの銀行にするか悩むときは
といった点を考慮して、銀行を選択しましょう!


