
バイト先から求められたキャッシュカードの写しって何?

他人に、キャッシュカードのコピーを渡しても大丈夫?
そんな疑問にお答えするのがこの記事です!
- キャッシュカードの写しとは何か?
- キャッシュカードの写しを
- 求められる理由
- 他人に渡しても大丈夫か?
- 準備するときの注意点
キャッシュカードの写しとは、コレ(↓)です!

キャッシュカードの写し(コピー)はコンビニで簡単に作れます!
この記事では、実際にコンビニでキャッシュカードを写しを作るところも紹介しています。
キャッシュカードの写しについて悩んでる方!
この記事を読めば、その悩みが必ず解決します。
是非ご覧ください!
キャッシュカードの写しとは何か

キャッシュカードの写しとは、キャッシュカードのコピーのことです。
なお、キャッシュカードの裏側は取扱い方法などが書いてるだけ。したがって、写しを求められたときは、キャッシュカードの表面のコピーを用意しましょう。


念のため、裏側は必要ないことを事前確認しておくと安心です。
ということで「キャッシュカードの写しを提出してください」と言われたら、キャッシュカードのコピーを提出する必要があります。
なぜキャッシュカードの写しを求められるのか?

キャッシュカードの写しを求められるのは、以下のようなシーンがあります。
- 給料を受け取る手続きを行うとき
- 市役所等で給付金の受付手続きを行うとき
両方とも、お金の受取りに関連する場面。
バイト先や市役所は、お金を振り込む預金口座があなたの名義であることを確認するために、キャッシュカードの写しを求めます。

口座番号は、1ケタ違うと他人の口座になることがあります。
また、支店名が違っても他人の口座になり得ます。
キャッシュカードの表面には
- その口座の名義人
- 銀行名・支店名
- 預金種類
- 口座番号
が記載されており、これらの情報が本当に正しいかどうかを確認します。

キャッシュカードのコピーを他人に渡しても大丈夫?

となると少し不安になりますよね。
お金を預けている預金口座の口座番号や自分の名前が書かれたキャッシュカード。
そんな個人情報まる出しのキャッシュカードのコピーを渡しても大丈夫か?
結論からいうと、
です。

身元不明の業者に、キャッシュカードの写しを渡すのは危険です。何をされるか分からないので、キャッシュカードの写しを渡すことは慎重に!
一方で、身元が明らかなバイト先や市役所に渡すことは何ら問題はありません。
基本的に、預金の名義人と口座番号があるだけでは何もできません。

銀行の窓口でお金をおろされない?
銀行の窓口でお金をおろすには、通帳と届出印、金額によっては本人確認資料(運転免許証)が必要です。キャッシュカードの写しだけではお金はおろせません。

ATMでお金をおろされない?
ATMでお金をおろすためには、写しではなく、キャッシュカードそのものと暗証番号が必要です。

勝手に、口座引き落としの契約をされない?
公共料金のお支払いなど、自動でお金がおろされる口座引き落とし。この口座引き落としの契約もキャッシュカードの写しだけでは基本的に不可能。
ただし、暗証番号が知られてしまうと、契約手続きが可能なケースもあります。
詳しくは下の記事をご覧ください。

キャッシュカードをコンビニでコピーする方法

ここからは、キャッシュカードの写しをとる方法を具体的に紹介します。
※今回はファミリーマートで実施しました。ファミマのコピー機は印刷の前に、コピーした画像を確認できるのでオススメです!
- キャッシュカードをもってコンビニへ。職場のコピー機を使える人は、職場でOK。今回はコンビニで。
- キャッシュカード表面をコピー機の下に向けて置く。
このとき、用紙サイズ内に置くよう注意しましょう。 - あとはコピー機を操作。
①コピーを選択。
②片面コピーでOK。
③用紙サイズは「A4」で。 - コピーボタンを押す。
こんな感じで出来上がり!
キャッシュカードのコピーをコンビニでとるときの注意点

キャッシュカードのコピーのとり方が分かったところで、最後に注意すべきポイントを一問一答式で紹介します。
内容は大きく2点
- 写しを渡す相手に事前確認すべきこと
- 写しをとる際の注意すべきこと
です。確認しましょう!
事前確認すべきこと
事前に、キャッシュカードの写しを渡す相手(バイト先や市役所)に以下3点の確認を行いましょう。
表面のみ?両面?
基本的には表面だけでOKとは思いますが、念のため裏面も必要かどうか確認しましょう。
現役銀行員として、様々な手続きや契約の場面に立ち会いましたが、裏面が必要なケースは今まで一度もありません(裏面はキャッシュカードの規約が書かれているだけなので…)。
あくまで念のため「裏面はいらないですよね」といった感じで確認しましょう。

なお、運転免許証は裏面が必須!
裏面に変更後の住所等が記載されています。
サイズは?
キャッシュカードをコピーする用紙のサイズを確認しましょう。
用紙サイズには、A4・A3等があります。これらのサイズで回答されるパターンの他に、コピーしたあとキャッシュカード部分を切り抜くように言われることもあります。
したがって、聞き方としては
「はい」と回答なら切り抜いて提出。
「いいえ」ならば、続けて
と質問して、コピーする用紙のサイズを確認しましょう。
何枚?
念のために確認しましょう。
例えば、バイト先に写しを渡す場合、
- バイト先の店舗用に1枚
- バイト先の本部に送る用に1枚
合計2枚が必要なケースがあります。
- 2枚必要だったのに、1枚しか準備してない。
- そんなとき、コピーした1枚をさらにコピーして2枚にする。この方法はあまりオススメしません。
- キャッシュカードの写しとは、基本的に原本の写しである必要があります。
- 原本とはキャッシュカードそのもののこと。
キャッシュカードのコピーをコピーすることは、原本のコピーではないのでご注意を。
写しを撮るときの注意点
キャッシュカードの写しを撮ることは滅多にありません。
結構ドキドキしますが、以下の点に注意すれば難しくないです。
写しを撮るときの注意点。確認してきましょう!
クレジットカードと間違ってない?
最も多い間違えが、キャッシュカードではないものをコピーすること。
その中でも特に多いのがクレジットカード。キャッシュカードは、銀行のATMで使うものです。
間違えないようにご注意を!
余計な情報はコピーしない!
たまに、キャッシュカードに暗証番号を書いている人がいます。
これ自体が非常に危険な行為です。悪意ある第三者に、暗証番号付きでキャッシュカードを盗まれたら、勝手にお金をおろされる危険があります。
暗証番号付きのキャッシュカードをそのままコピーして、他人に引き渡すことは絶対にNGな危険行為。
今一度、キャッシュカードに、暗証番号など余計な情報が書かれてないかチェックしておきましょう!
まとめ

キャッシュカードの写しとは、キャッシュカードのコピーのこと。
バイト先や市役所等にとって、お金を振り込む口座が本当に正しいかを確認するため、キャッシュカードの写しはとても重要なモノ。
求められたら、直ちに提出しましょう。当然、キャッシュカードの写しを他人に渡しても、それだけで何か問題が発生する訳ではありません。
ただし、キャッシュカードの写しとともに
- キャッシュカードの暗証番号
- 通帳
- 届出印
- キャッシュカードそのもの
などを他人に渡すことは絶対に止めましょう!