キャッシュカードをATMに入れても、読み込まずに返される。

そんなときは、以下の3つの対処を上から順に行いましょう。
- 柔らかい布で磁気ストライプを拭く。
- 消しゴムを使って、キャッシュカードをキレイにする。
- 銀行でキャッシュカードを再発行する。
この記事をご覧になっている皆さんは、1.の布で磁気ストライプを拭くくらいはやっているでしょう。
となると次に試すべきは、2.消しゴムを使ったキャッシュカードの直し方。

消しゴムは、カードの磁気を復活させる裏ワザです。
消しゴムを使ったキャッシュカード磁気不良の直し方にはコツがあります。
もしも、消しゴムの使い方を誤ると、症状が悪化することもあります。
この記事では、
を紹介します。是非ご覧ください!
消しゴムで復活できるケース
消しゴムでカードの磁気を復活できるケースは以下の2つです。
【理由1】鉛筆やペンで汚れている

【理由2】何か異物が付いてる

こんな状態なら、消しゴムを使ってカードを復活できる可能が大いにあります!

肉眼では見えない汚れもあるので、消しゴムでの復活方法は試す価値アリ。

カードの磁気を消しゴムで復活させる裏ワザ
キャッシュカードの直し方は、消しゴムでキャッシュカードの汚れを取るというシンプルな方法。
下の画像のようにキレイな状態にするだけです。


めちゃくちゃキレイ!!
ただし、消しゴムの使い方には注意点があります。
確認していきましょう。
消しゴムでキャッシュカードを直す際の注意点
消しゴムを使って、キャッシュカードを復活する際、必ず注意すべき7つのポイントがあります。
- キャッシュカードを傷つけない
- 砂消しゴムを使わない
- 汚れをとるべき部分は2か所
- 乾かし方に注意
- キャッシュカード利用規約
- 消しゴムが手元にないとき
- 必ず直るわけではない
詳しく説明してきます。
注意①キャッシュカードを傷つけない
消しゴムで汚れをとる際は、優しく小刻みにこすりましょう。決してカードの表面を傷つけないようご注意を。
汚れているだけなら、キレイにすることでキャッシュカードは復活します。
しかし、傷がついたキャッシュカードを復活させる方法はありません。即、再発行が必要になります。
注意②砂消しゴムを使わない

砂消しゴムは、ゴムに研磨砂を配合してあり、インクを紙ごと削ることによりこれを消すことを可能にした製品である。
wikipedia「砂消しゴム」
砂消しゴムは、表面を削ることで汚れを消しとるもの。
砂消しゴムでこすると、磁気部分も一緒に削れてしまうため、絶対に使用してはいけません。
注意③汚れをとるべき部分は2か所
キャッシュカードには、ICチップがついてる種類のものがあります。

キャッシュカードで重要なのは、
- 磁気ストライプ部分
- ICチップ部分
この2か所をATMが読み取ります。
したがって、必ず磁気ストライプとICチップの両方をキレイにしましょう。

注意④乾かし方に注意!

キャッシュカードは、水分に強いです。したがって、ガンコな汚れがついてる場合は水や洗剤で洗っても問題ありません。

しかし、洗浄後の乾かし方には要注意!
キャッシュカードは、熱に非常に弱いです。
もし濡らしたときには、絶対にドライヤーなどの熱を発するもので乾かしてはいけません。布やティッシュなどで水分をふきとってあげましょう。

注意⑤キャッシュカード利用規約
キャッシュカードの利用規約等で、修復行為を禁止している場合があります。
通常、磁気不良が原因でキャッシュカードが使えなくなった場合、カードの再発行に手数料はかかりません。
しかし、禁止されている修復行為がバレたら、再発行手数料を求められる可能性がでてきます。
利用規約は、各銀行のホームページで確認しましょう。
- 「〇〇銀行 キャッシュカード 利用規約」でネット検索。
- 検索結果画面に表示される利用規約を開く。
- 利用規約の画面で、ctrlボタンとFボタンを同時押し。
- 出てきた検索欄で「禁止」と入力し、検索する。
- 修復行為の禁止がないかチェック!

なお、消しゴムでキャッシュカードをキレイにするのは修復行為ではありません。
注意⑥消しゴムが手元にないとき
ATMを目の前にして・・・

キャッシュカードを復活したいけど、手元に消しゴムがない!
そんなときは、勇気を出して銀行窓口にいって消しゴムを借りましょう!
銀行の窓口にいる行員の多くが親切です。

ハイ、どーぞ!
と気軽に貸してくれます。もちろん、めちゃくちゃ忙しそうなときは、注意して声を掛けましょう!
注意⑦必ず直るわけではない
汚れが原因なら、消しゴムで直る可能性大です。しかし、キャッシュカードが折れたり割れたりしてると、消しゴムでの解決は不可能。
逆に言えば、消しゴムでカードをピカピカにしても使えないときは、別の原因があるということです。
そのときは、あきらめてキャッシュカードの再発行を行いましょう。
キャッシュカードの再発行方法については、次の章をご覧ください!
キャッシュカードの再発行手続き

消しゴムを駆使しても、キャッシュカードが直らない。
そんなときは、諦めてキャッシュカードの再発行を行いましょう。
キャッシュカードの再発行は
- インターネットバンキング(IB)や銀行アプリ
- 支店の窓口
で行えます。
IBと銀行アプリでの手続きは、各銀行でやり方が大きく異なりため、詳しい解説は控えます。

IBとアプリの場合、きめ細やかに入力を誘導してくれます。
安心して手続きできますよ!
ここからは、支店の窓口でのキャッシュカード再発行の手続きについて詳しく解説していきます。
準備するもの
事前に準備するものは以下の4点です。
- キャッシュカード
- 通帳
- 本人確認資料(運転免許証など)
- 銀行印(口座を作ったときの届出印)

キャッシュカードを持っていかないと、紛失したとみなされ、再発行手数料を取られる恐れがあります。
手続きの流れ
事前に準備した4つを持って、銀行の支店に行きましょう。
なお、行く支店はキャッシュカードを作った支店じゃなくてもOKです。近所の支店や職場から近い支店にレッツゴー!
支店についたら、窓口の行員に

キャッシュカードの磁気がおかしくなったので、再発行をお願いします。
と伝えましょう。
磁気不良が原因であることをしっかり伝えることで、手数料を要求されないようにしましょう。
あとは、渡された手続き用紙に記入・押印して終了です。
キャッシュカードはいつ届くのか?
キャッシュカードがお手元に届くタイミングは、以下の3パターンがあります。
- その場で発行
りそな銀行や福岡銀行などは、支店にキャッシュカード発行機があり、その場で渡してくれます。 - 1週間~10日後
普通のキャッシュカード - 2~3週間後
CC一体型キャッシュカードなど、別の機能が付属するキャッシュカード
事前に知っておきたい人は、各銀行のホームページで確認しておきましょう!
通帳の磁気不良を消しゴムで直すとき
通帳をATMに入れたら、エラーメッセージとともに返ってくることがあります。
この場合も、キャッシュカードと同様に磁気ストライプに問題があるということです。
なお、通帳の磁気ストライプは下の画像の黒い部分。

対処もキャッシュカードと同じ。通帳に付いてている汚れやゴミを消しゴムで消しとるだけです。注意点もほとんど同じ、以下のとおりです。
- 磁気ストライプに傷をつけない
- 砂消しゴムを使わない
- 乾かすときは要注意
- 必ず直るわけではない
まとめ

キャッシュカードが使えなくなったとき、『汚れ』が原因であれば消しゴムで復活できるかもしれません。ただし、消しゴムで汚れをとるときは、以下の7点に注意しましょう。
- キャッシュカードを傷つけない
- 砂消しゴムを使わない
- 汚れをとる部分は2か所
- 乾かし方に注意
- キャッシュカード利用規約
- 消しゴムが手元にないとき
- 必ず直るわけではない
何より大切なのは、キャッシュカードが磁気不良にならないよう普段から対策すること。
具体的な対策方法は、以下の記事にまとめているのでご参考に!

