ATMで急いでお金をおろしたいのに前の人がなかなか終わらないと、正直イラッとしますよね。
実は、ATMが長い人にはいくつかのパターンがあります。
また、ATMを使う時間が長い人を事前予測することもできます!
この記事では、
について解説します。是非ご覧ください!
ATMでできること

ATMを長く使う人の特徴を解説する前に、まずはATMで可能な取引を知っておきましょう。
- ATMでできること
- 時間がかかる取引は何か?
を解説していきます。
残高照会
時間かかる度:★☆☆☆☆
残高照会とは、預金残高を確認する取引です。
取引の流れは以下の4段階だけなので、数秒で完了します。
- キャッシュカードをATMに挿入
- 残高照会ボタンを押す
- 暗証番号を入力
- 残高が表示される
ただし、4.の残高表画面から連動して、入金・出金取引ができます。残高照会からの入出金取引を行うと、少し時間がかかります。
ということで、次はこの入金・出金取引について、見てみましょう!

残高照会で時間がかかるとすれば、暗証番号入力くらいです。
お金の入金・出金
時間かかる度:★★☆☆☆
最も行われるATMでの取引が、お金の入金・出金取引です。
取引の流れは、残高照会の4段階プラス金額確認。
入金であれば、入金した金額が本当に合っているか?
出金であれば、出したい金額と実際に出てきたお金が合っているか?
大切なお金の確認なので、時間をかける人も多くいます。
キャッシュカード暗証番号の変更
時間かかる度:★★☆☆☆
あまり知られていませんが、ATMではキャッシュカードの暗証番号変更が可能です。

ATMでの暗証番号変更は、
- たまにしか行わない取引であること
- 暗証番号は慎重に入力すべきこと
の2つの理由から、多少時間がかかる人もいます。
通帳記帳
時間かかる度:★☆☆☆☆~★★★★★
通帳記帳とは、通帳に取引内容を印字すること。
この取引は、人によってかかる時間が大きく異なります。
通帳記帳をこまめに行っている人は、印字する行が少ないので一瞬で終わります。一方、久々に通帳記帳する人は印字する行が多いため、かなり時間がかかります。
場合によっては、5分10分かかることもあるので要注意の取引です!

しかも、他の取引と違って、途中で取引を停止できません。
定期預金の預入れ
時間かかる度:★★★★☆
これもあまりメジャーではないですが、ATMで定期預金の預入れができます。
取引の特徴は、入力項目として定期預金種類・金額・預入れ期間などを入力する必要がある点。
しかも、頻繁に行う取引ではないため、それなりに時間がかかる取引です。
振込み
時間かかる度:★★★★★
ATMが長い人の多くは、振込みを行っているので時間がかかっているといっても過言ではありません。
取引の流れを紹介すると…
- 振込みボタンを押す。
- 振込み方法を選択(現金・キャッシュカード・振込カードなど)。
- 振込先の銀行・支店・預金種類・口座番号を入力。
- 振込先の確認。
- 振込み金額を入力。
- お金を支払い、振込み。
- 振込カードの作成するか否かを入力。
- 振込みレシートを受け取って完了!
とたくさんの操作が必要ですし、慎重に操作する必要もあります。
次の章で紹介する『ATMが長い人は何をしているのか?』は、この振込みを行っている人を中心に詳しく説明することになります。
ATMが長い人は何をしているのか?

それでは本題のATMが長い人は何をしているのか?
よくあるケースから順に紹介します!
振込みに不慣れな人
ぶっちぎりで多いのが振込みに不慣れな人。
振込みに時間がかかる理由は以下2点。
- 振込みはATMでの入力項目が多い
- お金を人に渡す取引なので慎重になる
さらに、振込みを行う人でATMが混雑する大きな原因が、振込みを行うタイミングです。
振込みは給料日に行われることが多いです。
給料をおろす人の列に、時間がかかる振込みを行う人が加わることで、さらに列を長くするという悪循環ができてしまうのです!

振込みを行う人は、給料日は避けた方がいいです!
たくさん取引を行う人
たまにいるのが、大量の通帳をひたすらATMに入力し続ける人。
ピピー!ピピー!

とATMが取引完了の音を鳴らしたので「やっと終わりか…」と思ったら、次の取引を始める。
後ろに並んでいる人が、イラつくのも無理はないです。しかし、キレても何の解決にもならないので我慢しましょう!

次の章で『大量取引タイプ』の事前察知方法を紹介します!
取引内容を決めてない人
高齢の方に多いのが、取引内容を決めてない人。
別の言い方をすれば、ATMで自分の番になって取引内容を考え始める人。

マイペースな人ですね…
もちろん無目的でATMに来ているわけではなく、実態としては
- お金をおろすためにATMに来たけど、いくらおろすか決めてない。
- 振込みのため来たけど、誰にいくら振り込むのかを忘れた。
- 入金するかどうか迷ってるけど、とりあえずATMに並んでみた。
などの事情で、ATMを前にたたずんでいるのです。
暗証番号を間違って焦ってる人
ATMで、お金を出す系の取引を行うとき、必ず暗証番号の入力が必須です。
この暗証番号を間違ってしまい、焦ってしまう人もいます。

お金がおろせないので焦る気持ちは分かります…
暗証番号を間違え続けると、ATMで何も取引できなくなるので立ち去るしかなくなります。そうなるまで、待ちましょう!

入金と出金を繰り返す人
入金と出金を何度も繰り返すため、長く時間がかかる人もいます。
このケースは、
- うっかりパターン
- 悪意あるパターン
の2つがあります。
うっかりパターン
これ、銀行員である私もたまにあるんですが、

2万円おろしたけど、1万円で十分だったな~
ということで、2万円の出金したあとすぐに1万円を入金する。
あるいは、

1万円おろしたけど、千円札10枚にすべきだった!
1万円札を出金→1万円を元に戻す(入金)→千円札を10枚出金。
悪気なく、入出金を繰り返すケースは意外と多いです。

悪意あるパターン
とある銀行で『休日のATM出金手数料を無料キャンペーン』を行ったときのこと。
休日に1,000円の出金と入金を数百回も行った人がいたそうです。
これ完全なる嫌がらせ。
このように、いたずらや嫌がらせでATMを占領して取引をし続ける人もいます。

この手の人は狂ってるとしか思えません。
出会ったときは逃げましょう!
ATMが長い人を事前に予測しよう!

ATMが長い人が何をしているのかを理解できたところで、次は生活に役立つ内容を紹介します。
それは、事前にATMを長く使いそうな人を予測する方法。
お読みいただくことで、ATMが長くなりそうな列を避けられるようになります。是非ご覧ください!
会社の事務員さん
ATMの列に会社の制服を着た事務員さんがいたら要注意。

事務員さんは大量の取引を行うことが多く、ATMが長くなる可能性大!
会社の通帳に、お金の用途ごとに明細を印字したいがため、ATMで複数回の入金・出金を繰り返すケースが多いです。
そのほかにもPTAや自治会などの人も要注意。ただし、この方々は服装では分かりにくいため、持ち物で判断する必要があります。次の章で解説します!
帳簿を持っている
PTAや自治会の人、会社の事務員さんも持つのが帳簿。

帳簿を持っている人もATMが長くなる可能性アリです。帳簿には、経費ごとの支払金額や支払先情報が記載されており、それを見ながら振込みなどを行います。
おじいちゃん・おばあちゃん
当然のことですが、おじいちゃん・おばあちゃんもATMの操作に時間がかかりがち。

高齢の方がATMに時間がかかるのはしょうがないことです。
絶対に急かしたり、イライラを表に出さないようにしましょう。
別の列に並んだり、ATMに並ぶ時間をずらす等の対処をとりましょう!
まとめ

ATMが長い人は
- 振込みに不慣れな人
- たくさん取引を行う人
- 取引内容を決めてない人
- 暗証番号を間違って焦ってる人
- 入金と出金を繰り返す人
などがいます。
ATMに並ぶ時間がないときは、ATMに並んだ段階で以下のような人がいないか確認しましょう。
- 会社の事務員さん
- PTAや自治会等の人
- 帳簿を持ってる人
- おじいちゃん・おばあちゃん
これらの人たちは、ATMが長くなる可能性が高いので、注意するようにしましょう!