これから銀行で働こうとしている皆さん
「銀行はパワハラが多い」
「上司からイジメられないか」など
不安な気持ちがありますよね。
結論から言うと『勤務態度をしっかりすること』、たったこれだけでイジメられにくい銀行員になれます。
この記事では、イジメやパワハラを回避するための超実践的なノウハウを紹介します!
- パワハラ・イジメを受けないための基本
- 【死守せよ】新入行員のあるべき勤務態度!
どのような組織でも使える基本的な行動指針です。是非ご覧ください!
パワハラやイジメを受けないための基本指針
パワハラやイジメを回避するためには、2つのアプローチがあります。
- イジメのきっかけになることをしない
- 相手をイジメる気にさせない
新入行員のあなたが取るべきアプローチは『2.相手をイジメる気にさせない』。
当然「1.イジメのきっかけになることをしない」ことも大切。しかし、様々な人がそれぞれの思惑の中で働く職場では、何がイジメのきっかけになるか分かりません。
また、まだ仕事に慣れない新人のあなたが、イジメのきっかけになることを一切しないのは不可能。
一方で「2.相手をイジメる気にさせない」を実現するには、新入行員のみ許される超簡単な方法があります。
繰り返しになりますが、パワハラやイジメを受けないための基本指針は『2.相手をイジメる気にさせないこと』です。
相手をイジメる気にさせない方法
まずは、基本指針『相手をイジメる気にさせない』ための方法。その全体像を確認しましょう。
仕事を完璧にこなす
難易度:★★★★★ 効果:★★★★★
営業担当なら、貸出や投資信託などの販売目標を120%達成し、
事務係であれば、全ての事務作業をミスなく、正確・迅速に処理する。
・・・絶対に、イジメられません!
ただし、この方法は「難易度が高すぎる」ので、新入行員の皆さんにはおススメしません。
中長期的には「完璧に仕事をこなせること」を目指しましょう!
虎の威を借りる新入行員
難易度:★★★★☆ 効果:★★★★☆
『うちの新人、頭取と仲いいらしい・・・』そんなウワサの新入行員を、誰がイジメるでしょうか?
裏で、ねたまれる心配はあるものの、銀行内の有力者とコネクションがあることは、最大の防御策といえます。
ただし、この方法にも問題があります。
そもそも有力者とのコネクションが無ければ、努力ではどうしようもない点です。
有力者ほどではありませんが、地縁や学閥も大切です。
積極的に、多くの先輩との繋がりを見つけましょう!
笑顔・愛嬌で乗りきる!
難易度:★★★☆☆ 効果:★★★☆☆
道でぶつかりかけたとき、相手が
- 【パターン1】
無表情でスルーする - 【パターン2】
『すいませーん(*’▽’)』と微笑む
どちらの方が、清々しい気持ちになるでしょうか?
慣れない仕事。
必ず起こるミス。
そんなときは、新人だからこそ許される笑顔と愛嬌を全面に出して、難局を乗りきりましょう!
ヨイショ達人を目指す
難易度:★★★☆☆ 効果:★★☆☆☆
銀行は減点主義。なぜなら、融資業務の根幹に「物事のリスクや欠点を探すこと」があるから。
したがって、銀行員同士でも欠点探しすることが多く、褒める文化はあまりありません。
そんな中、いい感じにヨイショが上手な若者がいたら、かなり愛されます。太鼓持ちのちょっとしたミスなんて、華麗にスルーされるでしょう。
ただし、同世代の同僚に、不評を買う可能性には注意しましょう。
ヨイショの「さしすせそ」を紹介します!是非、お試しください。
「さ」=さすがです!
「し」=しらなかったです!
「す」=すごい!
「せ」=センス抜群ですね!
「そ」=そういうことですね!
非の打ちどころがない勤務態度
難易度:★☆☆☆☆ 効果:★★★★☆
大前提として、仕事の出来と勤務態度は違います。
- 仕事の出来
事務が迅速・正確か?営業目標を達成できるか?など - 勤務態度
仕事中の立ち振舞い、勤務中の態度など
『非の打ち所がない勤務態度』の新入行員。すなわち「しっかりした新人さん」。このイメージを周囲に持たれると極めて強いです。ミスしても「毎日がんばってるのに…、疲れてんのか?」となります。
よっぽどのNG行為をしない限り、しっかりした勤務態度の若者が、パワハラの餌食にあうことはありません。
しかも、非の打ち所がない勤務態度は、簡単で当り前のことばかり。それゆえ、誰も教えてくれない…
詳しくは、次の『新入行員のあるべき勤務態度』で紹介します。
新入行員のあるべき勤務態度
これだけやっていれば、少なくともパワハラに発展することはない「新入行員のあるべき勤務態度」を紹介します!
朝の挨拶
朝の挨拶は、全ての始まりにして、最強のコミュニケーションチャンス。
以下のポイントに注意して、朝一発目から若さ爆発で、かましましょう!
- はっきり、歯切れよく「おはようございます」。
短縮した「ざーっす」、間延びした「おはよござまーす」は絶対NG! - 席に座っている先輩方には、机の前でストップして言いましょう。
- 礼も忘れず。直立状態から前に30度ほど上体をたおす普通礼。
- 出来る限り、笑顔で・明るく・親しみこめて。
常に両手を使う
いかなる時も、常に両手を使いましょう。
目的は「丁寧さの演出」と「効率性」の2つ。
- 上司やお客様から資料を受け取るとき、「片手で取る」より「両手で取る」方が、すこぶる丁寧に感じられます。
- 荷物を運ぶとき等、片手があいてるなら、あいてる手で何かできることがないか探しましょう。
簡単なことです。この簡単なことを積み上げることが、新入行員には重要です。
特に、お客様の通帳や証書・印鑑などは丁重な取扱いを!
上司から呼ばれたとき
上司から呼ばれて指示を頂くときは、自分の株をあげるチャンス到来です!
以下に注意して、しっかりこなしていきましょう!
- お客様の対応を除き、何かやっていても「はい」と返事して、小走りで上司のもとへ
- 指示内容は、メモ帳に記載する
- 指示の途中で口は挟まず、最後まで聞く
- 不明点、あいまいな点は確認する
- 指示事項の対応期限も確認
- 他のやるべきこととの優先順位が分からないときは相談する
自分の席に上司がやってきた!
上司が自分の席にきて、話をはじめたときは、必ず手を止めて、何気なく立ち、しっかり話を聞きましょう。
基本は立ち続けるべきですが、体調が悪いときは、必ずひとこと断ってから座ろう。
配慮のある上司の「座ってていいよ」。
これも上司の指示なので素直に座りましょう。
雑務への気配り
『銀行に入ったばかりでは、できることは少ない』と思ってませんか?
大間違いです。オフィスの中は、雑務のオンパレード。
忙しい先輩たちに代わり、あなたが雑務をやれば「おぉ気が利くな」と評価があがることは間違いナシ!
また、ふだん雑務をやってくれるパートさんと仲良くなれるチャンスも。
組織のコスト配分の面からも
上司・先輩よりも人件費が低い新入行員が雑務をになう方が合理的です。
まとめ
新入行員の皆さん、とにかく最初が肝心です。
イジメやパワハラを受けないために、最初から『非の打ちどころがない勤務態度』を実践して、上司・先輩から可愛がられる銀行員になりましょう。
『上司・先輩との良好な関係』さえ築けば、あとは銀行本業に集中して、自分のレベルを上げていくことができます。
一歩を踏み出そう。
この記事の内容を実践できれば、あなたが銀行で活躍することは確実です。
本ブログでは、若い銀行員の皆さんを応援しています!