キャッシュカードをATMに入れても、読み込まずに返される。
そんなときは、以下の3つの対処を上から順に行いましょう。
- とりあえず、手元にある柔らかい布で磁気ストライプを拭く。
- 消しゴムを使って、キャッシュカードをキレイにする。
- 銀行に行って、キャッシュカードを再発行する。
とはいえ
この記事をご覧になっている皆さんは、1.の布で磁気ストライプを拭くくらいやっているでしょう。
となると、お次は
『消しゴムを使ったキャッシュカードの直し方』を知りたいですよね!
消しゴムは、キャッシュカード復活の切り札です!
消しゴムをつかったキャッシュカード磁気不良の直し方にはコツがあります。
もし消しゴムの使い方を誤ると、
症状が悪化することも・・・
この記事では
を紹介します。
是非ご覧ください!
消しゴムで復活できるケース
消しゴムでキャッシュカードが復活できるケースは以下の2つです。
【理由1】鉛筆やペンで汚れている
【理由2】何か異物が付いてる
こんな状態なら、消しゴムを使って、カードを復活できる可能が大いにあります!
肉眼では見えない汚れがついているケースも。
何にせよ、消しゴムでの復活方法は試す価値アリ。
消しゴムを使ったキャッシュカードの直し方
キャッシュカードの直し方は
消しゴムで、キャッシュカードの汚れをこすってキレイにする
というシンプルな方法。
下の画像のような状態にするだけです。
めちゃくちゃキレイ!!
ただし!
消しゴムの使い方には注意点があります。
一緒に確認していきましょう。
消しゴムでキャッシュカードを直す際の注意点
消しゴムを使って、キャッシュカードを復活する際、必ず注意すべき6つのポイントがあります。
詳しく説明してきます。
注意①キャッシュカードを傷つけない
消しゴムで汚れをとる際は、優しく小刻みに汚れを取るようにしましょう。決してカードの表面を傷つけないようご注意を。
汚れていれば、キレイにすることでキャッシュカードは復活します。
しかし、
傷がついたキャッシュカードを元に直す方法はありません。
即、再発行が必要になります。
注意②砂消しゴムを使わない
砂消しゴムは、ゴムに研磨砂を配合してあり、インクを紙ごと削ることによりこれを消すことを可能にした製品である。
wikipedia「砂消しゴム」
砂消しゴムは、表面を削ることで汚れを消しとるもの。
砂消しゴムでこすると、磁気部分も一緒に削れてしまうため、絶対に使用してはいけません。
注意③汚れをとる部分は2か所
キャッシュカードには、ICチップがついてる種類のものがあります。
ATMがキャッシュカードを読み取るのは
- 磁気ストライプ部分
- ICチップ部分
の2か所です。
したがって、
必ず磁気ストライプとICチップの両方をキレイにしましょう。
注意④乾かし方に注意!
キャッシュカードは、水分に強いです。
したがって、ガンコな汚れがついてる場合は、水や洗剤で洗っても問題ありません。
しかし、洗浄後の乾かし方には要注意!
キャッシュカードは、熱に非常に弱いです。
もし濡らしたときには、絶対にドライヤーなどの熱を発するもので乾かしてはいけません。布やティッシュなどで水分をふきとってあげましょう。
注意⑤キャッシュカード利用規約
キャッシュカードの利用規約等で、修復行為を禁止している場合があります。
通常、磁気不良が原因でキャッシュカードが使えなくなった場合、カードの再発行に手数料はかかりません。
しかし、禁止されている修復行為がバレたら、再発行手数料を求められる可能性がでてきます。
利用規約は、各銀行のホームページで確認しましょう。
なお、消しゴムでキャッシュカードをキレイにするのは修復行為ではありません。
注意⑥消しゴムが手元にないとき
ATMを目の前にして・・・
キャッシュカードを復活したいけど、手元に消しゴムがない!
そんなときは、
勇気を出して、銀行窓口にいって消しゴムを借りましょう!
窓口の女性陣は、ほとんどの人が親切です。
ハイ、どーぞ!
と気軽に貸してくれます。
もちろん、めちゃくちゃ忙しそうなときは、注意して声を掛けましょう!
注意⑦必ず直るわけではない
汚れが原因なら、消しゴムで直る可能性大です。
しかし、キャッシュカードが『折れている』『割れてる』など別の原因があると、消しゴムでの解決は不可能です。
逆に言えば、消しゴムでカードをピカピカにしても使えないときは、別の原因があること確定。
そのときは、あきらめてキャッシュカードの再発行を行いましょう。
ということで
次は、キャッシュカードの再発行方法について、確認しましょう!
キャッシュカードの再発行手続き
消しゴムを駆使しても、キャッシュカードが直らない。
そんなときは、諦めてキャッシュカードの再発行を行いましょう。
キャッシュカードの再発行は
- インターネットバンキング(IB)や銀行アプリ
- 支店の窓口
で行えます。
IBと銀行アプリでの手続きは、各銀行でやり方が大きく異なりため、詳しい解説は控えます。
IBとアプリの場合、きめ細やかに入力を誘導してくれます。
安心して手続きできますよ!
ここからは、
支店の窓口でのキャッシュカード再発行の手続きについて、詳しく解説していきます。
準備するもの
事前に準備するものは以下の4点です。
- キャッシュカード
- 通帳
- 本人確認資料(運転免許証など)
- 銀行印(口座を作ったときの届出印)
キャッシュカードは必須!
無いと、紛失したとみなされ、再発行手数料を取られる恐れがあります。
手続きの流れ
事前に準備した4つを持って、銀行の支店に行きましょう。
なお、行く支店はキャッシュカードを作った支店じゃなくてもOKです。近所の支店や職場から近い支店にレッツゴー!
支店についたら、窓口に
キャッシュカードの磁気がおかしくなったので、再発行をお願いします。
と伝えましょう。
「磁気不良が原因でキャッシュカードが使えない」としっかり伝えることで、手数料を要求されないようにしましょう。
あとは、渡された手続き用紙に記入・押印して終了です。
キャッシュカードはいつ届くのか?
キャッシュカードがお手元に届くタイミングは、以下の3パターンがあります。
- その場で発行
りそな銀行や福岡銀行などは、支店にキャッシュカード発行機があり、その場で渡してくれます。 - 1週間~10日後
普通のキャッシュカード - 2~3週間後
CC一体型キャッシュカードなど、別の機能が付属するキャッシュカード
事前に知っておきたい人は
各銀行のホームページで確認しておきましょう!
まとめ
キャッシュカードが使えなくなったとき、『汚れ』が原因であれば消しゴムで復活できるかもしれません。ただし、消しゴムで汚れをとるときは、以下の7点に注意しましょう。
何より大切なのは、
キャッシュカードが磁気不良にならないよう普段から対策すること。
具体的な対策方法は、以下の記事にまとめているのでご参考に!
■キャッシュカード磁気不良の原因と事前の対策をまとめた記事はコチラ