貯金が1,000万円を超えた皆さん
おめでとうございます・・・

みなさんの1,000万円を狙って
ヤツらがやってきます・・・っ!

銀行員という名のゾンビが…
キャーーーーーッ!!


あんた誰!??
というツッコミはさておいて、この記事では1,000万円が貯まったら
について紹介します!

分かりやすくするため、銀行員をゾンビに例えてみました!

キャーーーッ!
逆に分かりにくい!!
貯金が1000万を超えると銀行員が来る理由
ゾンビ銀行員たちの目的はただ一つ。
皆さんの大切な資産で、資産運用をさせること!

日本は国をあげて、資産運用立国を目指しています。現預金などの安定資産だけでなく、投資信託や株式などのリスク資産による資産形成を促進するために、金融教育やNISAなどの税制優遇など幅広い取組みを進めています。

銀行は国の意向も踏まえ、資産運用を促進することと同時に資産運用による仲介手数料を稼ぐため、資産があるお宅を訪問します。
1,000万円で銀行員は来る?
銀行員たちの訪問活動には、以下2つの習性があります。
- 資産が多い人から襲う習性
- 大きなお金の動きに敏感
この2つの習性を刺激するほど銀行員が来る危険性が高まります。
詳しくみていきましょう!
資産が多い人から襲う習性
シンプルに、ゾンビって太ってて美味しそうな人から順に襲いますよね。

銀行員も同じです。
財布が太っている人から順に襲いかかります。

1,000万円くらいでも襲ってくるの?
ちなみに野村総合研究所では、富裕層等の定義を以下のとおりとしています。
銀行員が襲う(訪問する)顧客の資産規模は、銀行によって異なります。具体的に見てみましょう。
メガバンク・大手地銀
これらの銀行には、資産規模が数千万円からウン億円の超資産家の顧客がたくさんいます。
最低でも5千万円以上のアッパーマス層以上の顧客が営業のターゲットになります。1千万円ほどの資産だと襲われる可能性は低いです。
普通の地銀
ゾンビ銀行員が襲ってくる可能性は五分五分です。
金額水準ごとに言うと・・・
- 5,000万円~
ゾンビ襲来は確実。しかも何度も何度も襲ってくる! - 3,000万円~
ゾンビ襲来の可能性大。 - 1,000万円~
太客を持たない若手ゾンビ(若手銀行員)に襲われる!
といった感じです。

細かくいえば、支店ごとの資産家の人数によって銀行員が来るかどうかは変わってきます。
大きなお金の動きに敏感
ゾンビって、一目散に逃げる人に襲いかかるイメージがありますよね。

これもまた銀行員も同じ。
急激にお金が増えた人を察知して接触してきます。
など高額の入金があると、銀行員が飛んできます。

高額入金の金額ってどのくらい?
銀行にもよりますが、目安としては300万円以上の入金があると銀行員に襲われる可能性が高まります。
どのように接触してくる?
ゾンビって、ゆっくり少しずつ近づいてきて、最終的にガブリッと噛みついてきますよね。
はい。銀行員も同じです。
銀行員が徐々に迫ってくる流れを紹介します。
まずは電話がかかってくる
漆黒の闇の中…
轟く稲妻!
雷光にうつるゾンビの影!!

銀行員も最初は姿を見せず、まずは電話で接触してきます。
気になるのは、どのような切り口で電話をかけてくるか?
例えば、以下のような感じです。

昨日、当行に大口のご入金をいただき、ありがとうございました!

わざわざありがとうございます。

入金の御礼の品をお渡ししたいので、お邪魔しても宜しいでしょうか。
銀行員は、いきなり資産運用の話をしてくることは少ないです。まずは、贈答品を渡すことを口実に対面で会おうとしてきます。

アポ取り後の訪問
電話でアポをとられたら、いよいよ訪問してきます。

そして、以下のような攻撃(口撃)をしかけてきます。
- 「立派なご自宅ですね」など、やたらと褒めてくる。
- 入金の御礼とともに贈答品を渡してくる。
- 大口入金の理由や1000万円の預金の理由などを聞く。
- 同時に、お勤め先や家族構成・資産などを聞いてくる。
- 「資産運用には興味ありますか」ついに核心の質問が。
といった感じで、徐々に距離をつめてきて、最後にガブリ!
がゾンビ銀行員の営業スタイルです。

証券会社の場合、出会った瞬間ガブリッ!のイメージです。
銀行営業を断るコツ

基本的には1,000万円以上あるなら、一部の資産を投資信託・株式などで運用して、高利回りを狙うことをオススメします。
ただし、営業マンの言いなりになると、高利回りの運用資産に過剰投資させられるかもしれません。
そうならないように営業マンのセールスを断るコツを知っておきましょう。
「他の銀行でやってます」はNG

1,000万円のうち、一部で投資信託してみませんか?
に対して、

他の銀行でやってます!
という回答で断ろうとする。これ、絶対にNGです!
営業マンが最も知りたいこと。それは資産運用ニーズの有無。
もし、あなたが他の銀行で投資信託を購入したことがあると知ったら、営業マンは
- 資産運用ニーズがあるんだな。
- しかも、他の銀行に資産がある。
- 他の銀行分も含めて、うちで契約してもらおう!

最高のお客さんだ!
と攻撃を強めてきます。
「私は決めきれません」もNG

お金のことは主人が決めるので、私にはわかりません。
と答えたい気持ちは、よく分かります。
しかし、この回答には、銀行員が欲っする実権者情報が含まれています。
銀行員は常々、家計の実権を持つ人を知りたがっています。

法人営業も、担当する企業の実権者の把握が肝!
貴重な実権者情報をくれるあなたに、ドンドン食らいついてくるので注意しましょう!
最も悪いのが「使う予定ない」
基本的に、投資信託などの資産運用は今後、使う予定がない資金を用いて行うもの。
もしも、あなたが断る理由として

このお金は使う予定がない。
ずっと普通預金に入れときます。
と伝えてしまうと、銀行員は

使う予定がない資金こそ、資産運用すべきです!
と勧誘に全力を注ぐことでしょう。

この勧誘の仕方は正しいです。
本当に使う予定がないなら、資産運用も検討すべき!
「リスクは取りたくない」の一言
ドラキュラには、にんにく。
口裂け女には、ポマード。
資産運用の勧誘を行ってくる銀行員には「元本割れリスクは取りたくない」の一言が効果的です。
銀行員は、投資信託などのリスク資産を販売するとき、金融商品取引法の「適合性の原則」を守らねばなりません。
証券会社等の業者が顧客に対し金融商品の投資勧誘を行う場合は、顧客の投資に関する知識・経験及び資産の状況を十分に把握し、当該顧客の意向や実情に適合した勧誘を行わなければならない
適合性の原則
2017年頃から金融庁は銀行に対し、顧客本位の業務運営(フィデューシャリーデューティ)を行うよう強く求めています。また毎年、各銀行の取り組み状況をモニタリングしています。
したがって、銀行はお客様の「元本割れのリスクをとらない」という意向を聞いた瞬間、投資信託などのリスク資産を勧誘してはいけないのです。
「録音しますよ」も効果あり
「リスクは取りたくない」と言ってるのに、しつこくグィグィとセールスを続ける営業マンもいます。
そんなときには、銀行員たちが毛嫌いする2つの恐怖
- 営業目標を達成できないこと
- 上司の評価が下がること
を意識させるため「今からの会話しますよ」と伝えることも効果的です。
この一言で、リスクは取らないという顧客の意向を無視した営業ができなくなります。
「また今度」からの支店長
たまに、こちらの意見を聞かずに、ガンガン営業トークをしかけてくるサイコパス営業マンがいます。

そんなときの対処は、そのサイコパス以外の銀行員に相談するのが正解です。
具体的なアクションは以下のとおりです。

営業マン
絶対に資産運用しないと損です!

いえ、うちは・・・

営業マン
このくらい資産をお持ちの方は皆やってます!くぁwせdrftgyふじこlp!!

今日は用事があるので、また今後!

営業マン
次で落とすぜっ!!
その後・・・
銀行に電話して、支店長に相談しましょう。

先日、投資信託を勧められたんですが不要なのでやめてください。

承知しました。ちなみに、うちの営業マンの失礼がございましたか?
といったかたちで、サイコパス営業マン以外の人(オススメは支店長)に意思を伝えるようにしましょう。
最終手段は金融庁の相談窓口
銀行に言っても解決しない場合は、金融庁に金融サービスを利用した際の困りごとを受付ける窓口があるので、そちらに相談しましょう。

2024年には詐欺的な投資に関する相談ダイヤルも開設されています。少なくとも銀行は金融庁のご意向には100%従うので、最終手段として金融庁への相談があることは知っておきましょう!
まとめ

貯金が1,000万円を超えると、銀行員がやってきて「資産運用しましょう!」と誘ってきます。
基本的には
そのお金を使う予定が無ければ、多少のリスクをとって、資産運用すべき
です。
しかし、お金を使う予定がある、あるいは元本割れリスクは絶対に取りたくない場合には
はっきり「元本割れリスクは絶対に取らない!」と伝えましょう。
それでも引き下がらないゾンビが来たら、そいつは無視して、即行で支店長や上司に
「二度と来るな!」と伝えしましょう!!