銀行の窓口でムカついたことがある人、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、銀行員だってお客様にムカつくことが多いのも事実。
ということで、この記事では銀行員vsお客様!お互いのムカつく瞬間ベスト4を紹介します!
- これから初めて銀行に行く人
- 銀行でイヤな思いをしたことがある人
- 銀行員の生態を知りたい人
楽しみながらご覧ください!
銀行員が窓口でいらついてること

先攻は銀行員から!
私が勤務する銀行で、窓口受付けを担当する銀行員に聞きました。
窓口で、ついお客様にイラッとしてしまう瞬間
どんな先制パンチが出るのでしょうか!?

銀行員がイラつく瞬間を知ることで、銀行で注意すべき点が見えてきますよ。
伝票の字が恐ろしく汚い
銀行窓口で手続きする際、お客さんは必ず何らかの伝票を書きます。
例えば、預金口座に入金したいときは入金伝票(↓)。

この伝票に記載する文字や数字が解読不能なくらい汚いと、かなりイラつきます。
伝票に記載した数字は、基本的には機械(OCR)で読み取られ、処理端末に反映されます。

人の手で数字を入力することは少ないです。
この自動読み取りで、読み取られにくいのが『6』と『7』。

『6』は、ちゃんと丸を描かないと判読しにくく、『7』は1と誤認されることが多々あります。
銀行で記載する伝票は、できるかぎり丁寧に書きましょう!
ATMでやってくれ!
少額の入金や出金、振込みなどはATMでもできます。

したがって、例えば窓口がめちゃくちゃ混んでいるとき

1,000円おろしたいッス
と軽いノリで来られると、『ATMいけっ!』と思ってしまいます。
少額の取引はATMの方が圧倒的に早いです!

大量の取引
単発の少額取引とは逆に、膨大な量の取引を依頼される場面でイラつく瞬間があります。


仕事なんだから、そんなことでイラつくなよ!
と思われるかもしれません。
こらとらプロの銀行員。もちろん大量の伝票を持ってこられただけでイラつきません。
むしろ大量の伝票処理にどっぷり集中できて嬉しいくらいです。
では、何にイラつくのかというと…
カタカタカタ…タァーーンッ!
カタカタカタターーーンッッ!
と処理端末を軽快に打ち込んでいる途中で

まだッスか〜〜
と言われるのが、イラっとポイント。
さらに

自分、忙しいんすよ~
早くしてもらえます~?
なんて言われた日には、札束で往復ビンタしてしまうかもしれません。
処理時間が長いときは、じっくり待つようお願いします。もし、状況を聞くなら、さりげなく聞きましょう!
順番が来てるのにいない
窓口を利用するとき、ほとんどの銀行で
- お客様に番号札を取ってもらい
- ロビーでお待ちいただく
- 番号が呼ばれたら、窓口に来てもらう
という方式をとっています。

したがって、番号を呼んだものの誰も来なかったら、窓口担当者としては「ん?」となります。

この時点ではイラつきません…
待てずに帰ったと判断して、次の番号を呼びだしたその後で

自分の番号、飛ばされてんすけど~
といった調子で窓口に来られると、イライラMAXになります(怒)
自分の番号の3つ前くらいになったら、いつ呼ばれてもいいように準備しておきましょう!
銀行の窓口でむかつくこと

銀行員のイライラポイント、いかがだったでしょうか?
・・・同じくらいこっちもイラついてるわ!
と思った皆さんの気持ちを代弁して、ここからは銀行の窓口でムカつく瞬間を紹介していきます。

銀行に行くことが少ない人は、是非参考にしてください。
とにかく遅い!
待てど暮らせど、呼ばれない・・・
銀行窓口でムカつくことナンバーワンは、長い待ち時間です。
なかでもよく聞くのが「こんなに待たせてるのに、窓口の向こうの銀行員は談笑してる(怒)」という怒りパターン。
これ、銀行側にも事情がありまして、銀行の支店は
- 窓口担当(テラー)
- 二線担当(後方事務)
- 受付相談担当(ローカウンター)
- 出納機担当
- 融資担当
- 渉外担当
など様々なチームがあり、全員が窓口で預かった伝票を処理してる訳ではありません。
窓口担当以外が談笑しているケースは決して悪気があるわけではないのです。

新人教育
これも長い待ち時間に関連するムカつきポイント。
自分の番が回ってきて、窓口に行くと、担当はベテラン銀行員。「よし!処理が早そう!」と喜び待っているけど、なかなか終わらない。
ふと窓口を見ると、新人さんに教えながら処理させてる!!

分かるよ・・・
そりゃ新人教育は大事。
だけど、よりによって自分のときにしないでよ~(涙)
という声があることも事実です。
態度が悪い!
銀行のみならずですが、接客態度が悪くてムカっとすることありますよね。
銀行に勤める私自身、友人から「〇〇支店で偉そうにされた」や「あの支店の窓口ムカつく」など言われることは頻繁にあります。
あまり態度が酷すぎる場合は、後でその支店の支店長に電話して文句を言うのも手です。
実際、私も友人から聞いた苦情は真偽を確認した上で、その支店の管理職に伝えます。伝えると多くの場合、「そいつはよく苦情が入る」と言われます。
伝えることで問題が認識されて、何らかの手が打たれるでしょう。

順番を守らないヤツに注意しない!
『銀行員がイラつくこと』でも解説しましたが、銀行は番号順にお客様を呼び出し、取引を行います。
つまり、お客様は自分の番号が呼ばれるのをずっと待っています。
そんな中、番号を呼ばれてないのに窓口に行き、用件を伝えようとするヤツがいたら、相当ムカつきますよね。そして、その順番を守らないヤツに注意しない銀行員にも腹が立つのは当然のこと。
銀行員が注意しないケースをいくつか紹介します。
- 高齢の方が杖をつき、やっとこさ窓口に来てくれた際、注意しないことがあります。
- とはいえ、ルールはルール。
ルールに厳格かつ顧客サービスを意識している支店では、以下の対処を行います。- 行員が代わりに番号札を取る。
- 高齢の方をソファーにご案内。
- お待ちいただき、番号が呼ばれたら誘導する。
- ATMでトラブってる人が、番号札を取らずに窓口に行くことは結構多いです。
- お客さんは、ATMトラブルでテンパってるので急いで窓口へ。
- 銀行としても、ATMでのトラブルは現金事故が発生するリスクがあり、優先度は高く対処せざるを得ない、という側面もあります。
- 資産家や融資先、大企業の代表者などVIP顧客が支店に来たときには、番号札が支配する世界は崩れます。
- VIP顧客は、優先的に扱われます。
- ただし、VIP顧客は応接や支店長室に案内されるのが通常。ソファーで待つ方々が目にすることはほぼ無いでしょう。
まとめ

銀行員がイラつくこと
vs
お客様がムカつくこと
改めて紹介すると、
- 銀行員がイラつくこと
- 伝票の字が汚すぎ!
- ATMでできることはATMでやってくれ!
- 大量の取引を頼んどいて「遅い」って文句言うな!
- 番号を呼ばれたら来い!
- お客様がムカつくこと
- 処理が遅いのに、談笑するな!
- ついでに新人教育してんじゃねー!
- その悪い態度はなんじゃー!
- 順番を守らないヤツに注意しろ!
いずれのムカつきもイラつきも、相手への思いやりがないことが根本的な原因ではないでしょうか。
銀行員もお客様も、相手が嫌がることは避け、思いやりのあるコミュニケーションを心掛けることで、気持ち良い銀行取引ができるようにしましょう!